子どもを連れてスーパーで買い物
幼い子ども2人を連れてスーパーへ買い物に行くのは一苦労。いつもは夫がいるときに買い物に行くのですが、この日はストックが切れてしまい3人で行きました。
このとき1歳の次女はちょうど歩き始めたばかりで、ベビーカーやスーパーのカートに乗るのを嫌がるようになっていました。仕方がないので、3人で歩いて買い物することに。
袋詰めをしていると途中で長女が…
大好きなお菓子コーナーへ真っ先に向かった子どもたち。他のコーナーは行くのを嫌がるので、私は必要最低限の商品をササッとカゴに入れながら、お菓子コーナーに立ち寄りレジへ向かいました。
お菓子コーナーには子ども用の小さなカゴが置いてあり、長女は自分の分のお菓子をカゴに入れてレジに出しました。会計を終えるとレジでカゴを回収してくれるのですが、長女は「自分で返したい」と言うので、自分で返却させてもらうことに。
私は作業台で買ったものを袋に詰めてからカゴを返しに行こうと考えていたのですが、そのとき長女が「カゴ返してくるね!」とひとりで先に歩いて行ってしまったのです。次女も長女を追いかけて行ったので、私は買ったものを置いて子どもたちを追いかけました。
予想外の言葉をかけられて!?
そのとき、作業台のすぐ隣にあったサービスカウンターのスタッフさんが「商品、袋に詰めておきますね」と声をかけてくれました。
申し訳ない気持ちと、うれしい気持ちで「すみません、いいのでしょうか?」と答えると、スタッフさんは「はい! 手が空いているときはお客さまたちの力になれるようにしているので、大変なときは声をかけてくださいね」と言ってくださいました。
そして、私が子どもたちを連れて戻って来たころには、商品がすべて袋に包まれていて、私はうれしくて感動のあまり泣きそうになったのでした。
現在4歳と2歳になった子どもたちは前よりも落ち着いて、勝手にひとりで歩いて行くこともなくなり成長を感じています。サービスカウンターのスタッフさんの対応には感謝でいっぱいで、今でも心に残っている出来事です。
著者:堀川京香/ 30代女性。2020年生まれ、2022年生まれの女の子を育児中の2歳差姉妹ママ。生理不順を機に前職を退職。自身の経験を元に妊活・出産・育児について執筆中。
イラスト:ななぎ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)