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義母の誕生日「貧乏くさっ!」スカーフを贈った私をバカにする義姉。まさかの展開で次期社長夫人の座から転落!

次男の嫁である私が義母と仲良くすることが気に食わない義姉。こびを売って義母に取り入り、次期社長夫人の座を狙っていると思われているようです。私も夫も今の仕事が好きなので、義父が経営する会社に興味はないのですが、何を言っても誤解はとけず……。

 

その上、義姉は私に対して何かとマウントを取ってきます。私たち夫婦のことを貧乏人だとバカにして、買い物自慢をしたり、家政婦を雇えないとあざ笑ったり、義姉からの嫌みは、日に日にエスカレートしていきました。

 

なんと義姉は、義母にも詰め寄って、困らせていたのです。義母も、私とお茶をしたことについて手厳しく責められたとため息をついていました。さらには、後継者問題にも言及してきたようで……。

 

 

義兄に会社を任せるべきか悩む義父

実は、義兄はあまり仕事ができず、態度も横柄で取引先とのトラブルが絶えないようで、義父も最近、義兄に会社を任せていいものかと悩み始めたそうなのです。それを察して、義姉は義母にゴマをするようになったのです。

 

しかし、アポなしで押しかけてきて、自分の自慢話ばかりする義姉に、義母はただただ困っている様子。一緒にいることが苦痛ですらあると話してくれました。

 

そのためか、最近の義母は少し元気がないように見えます。元気づけたいと思った私は、来月の義母の誕生日に外食を提案。「おいしいお肉でも食べて、元気を出しましょう♪」と、焼肉に誘うと義母はとても喜んでくれました。

 

義母との焼肉を楽しみに、ネットでお店をリサーチしていたある日。

私が義母の誕生日を祝う計画を立てていると、どこからか嗅ぎつけてきた義姉から連絡が入りました。「義母の誕生日会は、長男の嫁である私が取り仕切る。次男の嫁が出しゃばるな」と。そして、高級フレンチの1人何十万円もするコース料理をすでに予約済みで、すべて自分たちのおごりだと自慢されました。

 

 

下品な義姉にブチギレた上品な義母

そして、迎えた義母の誕生日会当日。

私は義母へスカーフをプレゼントしました。義姉は高級ブランドの新作、限定モデルだというキラキラの腕時計を。


「安物のスカーフがプレゼントって!」
「私の高級腕時計と違って貧乏くさっ!」

後日、わざわざ連絡してきてまで私をバカにする義姉。私は心を込めて良い品を用意したのですが、義姉の目には良く映らなかったようです。社長夫人である義母にダサい安物を贈るなんて、マナーがなってないとまで言われてしまいました。

 

すると、私の隣で義姉からのメッセージを読んでいた人物が、我慢しきれずついに爆発。私の代わりに義姉へ返信してしまいました。
「あの時計は売ったわよ」
 

「え?」
相手のレベルに合うものを贈るのがマナーというのなら、義姉は自分をバカにしていると、私の隣で義母が怒っています。誕生日会では、義姉ばかりが話していて、私と話せなかったからと義母に誘われて、2人でお茶をしていたのです。

 

なんと、義姉が贈るプレゼントは毎年、中古品だったそうなのです。中古品だとしても気持ちがこもっていればうれしいですが、とにかく安いもので見栄えさえ良ければいいというようなガラクタ同然のものを毎年もらっていたと言います。外で使う気になれず、いつも売ってしまっていたそう。

 

義母は、社長夫人であることをひけらかすような人ではありませんが、目の肥えた方とのお付き合いも多く、経営者の妻として装いや持ち物には気をつかっていました。ブランドものばかりを身につけ下品にならないよう、上質なものを選ぶようにしている義母。

 

いつも自分の話ばかりで、人の話を聞かない義姉は、義母がブランド品に興味がないと思って、限定モデルだなどと嘘をついて値が落ちた中古品をプレゼントしていたようです。嘘をつかれていることも毎回悲しかったと義母は言います。

 

 

裕福な生活から転落した義姉

義母は私のプレゼントをとても気に入って、愛用してくれています。慌てて新品の時計をプレゼントし直そうとした義姉でしたが、義母は断りました。そして、マウントを取ったり、人をバカにしたりする性格を指摘し、そんな人間は社長夫人には不適格だと義姉に言ったのです。

 

後日、義兄夫婦は義実家が所有する家から追い出され、住む場所を失いました。義兄は、会社から外され、継ぐ話も白紙になりました。周りに見栄を張ってばかりいたので、貯金もなく、裕福な生活から一変、日々の暮らしにも困るようになってしまいました。

 

一方私は、義父の会社で働くことに。経営コンサルタントとして働く私を、義父母はこれまでも頼りにしてくれていたのですが、これからは正式にきちんとした形で協力してほしいと頼まれ、入社することにしました。

 

それを知って、私に連絡してきて文句を言ってきた義姉。しかし、お飾りではなく私がしっかり働くと知ると、今度はお金を無心してきました……。義姉から、さんざんひどいことを言われてきた私。貧乏人だとか、こび売り嫁だとか、一方的に私を毛嫌いしてバカにしてきたのに、最終的には家事をするから、しばらく家においてほしいと懇願してきたのです。もちろん、すべてきっぱり断りました。

 

◇ ◇ ◇

 

対家族でも他人でも、信用を得て、信頼を維持し続けることは、とても大変なことですが、それが良い人間関係を成立させる根本にあるものなのではないでしょうか。義姉が義母から次期社長夫人に相応しいと信頼してもらうためには、下心を持たず、真摯に向き合うべきでしたね。裕福な生活からすべてを失い何も持たなくなった今、義姉にはこれまでの不誠実な行動をしっかりと反省してほしいものです。そしてこれからは相手の話を聞き、相手の気持ちを考えて行動できるようになれるといいですね。

 

 

【取材時期:2025年1月】

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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