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義母「長男嫁の出産祝いは100万円。あなたは“紙おむつ”ね!」⇒絶縁して1年後…何!?突然の連絡が

私が義母に電話で妊娠を報告したとき、義母は「長男夫婦と次男夫婦が同じ時期に子どもを授かるなんて、すごいわね〜」と話していました。義兄夫婦の出産予定日は今月末で、男の子だそうです。義母は孫の誕生を心待ちにしていて……。

長男を溺愛する義母。次男については…

義母は「早く子守をしたい」と張り切り、出産後は義兄宅に通い詰めるつもりでいるようです。さらに「いずれは長男夫婦と同居することも考えている」と語り、土地探しや新居の建築費用も長男が負担してくれると自慢げに話します。経営者である長男の羽振りの良さを繰り返し讃え、「昔から優秀だったもの」と誇らしげでした。

 

一方で義母は、次男である私の夫には辛辣でした。「次男に期待したことは一度もない」「長男だけいればいい」と言われ、私は思わず「そんな言い方はないのでは」と抗議しました。すると義母は「あなたも変わった趣味をしているわね。何の取りえもない男を選ぶなんて」と嘲笑したのです。

 

最後には「長男の子どもがいれば十分」と告げて電話を切ってしまいました。義母の言葉に深く傷つきはしましたが、心の中で「絶対に夫とわが子を幸せにしてみせる」と強く誓ったのでした。

 

長男嫁が出産したと連絡。出産祝いは!?

それから3週間後、義母から電話があり、「長男夫婦に男の子が生まれた」との知らせを受けました。お祝いの言葉を伝えると、義母は「夫婦ふたりとも疲れているから連絡は控えて。でも出産祝いだけは用意してほしい」と言います。ちょうど何を贈ろうかと考えていたので相談すると、「現金で30万円を渡しなさい」と即答されました。あまりの高額に驚いて言葉を失っていると、義母は「あら、払えないの?最低でも30万円は渡すべきよ」と笑ったのです。

 

私が「そんな大金は聞いたことがありません」と戸惑うと、義母は胸を張って「私は100万円渡すつもりよ。大事な跡取り息子のためだもの。老後は長男夫婦に面倒を見てもらうことになるし、投資みたいなものね」と言いました。さらに語気を強めて、「あなたたち夫婦も30万円を出して誠意を見せなさい」「お祝いをケチると心まで貧しくなるのよ。もともと貧しい人間なんだから、心まで貧しくしては駄目」と厳しい言葉を浴びせてきたのです。

 

私は返す言葉を見つけられず、ただ「はあ…」とため息をつくだけでした。最後に義母は「今度、長男の子どもの写真を送ってあげるわね。長男に似て、すっごくかわいいんだから」と楽しそうに告げ、通話を終えました。

 

 

第1子の誕生を伝えると、義母は…!

私は昨日、無事に第1子を出産し、退院しました。病室を出る直前に義母へLINEで報告しましたが、既読のまま反応はなく、電話をかけても出てもらえませんでした。長男家に初孫が誕生した際には何度も連絡をもらった記憶があるだけに、次男である夫の子どもには本当に興味がないのだと痛感しました。

 

翌日になってようやく義母から折り返しの電話がありました。しかし第一声は「はいはい、お疲れさま」と素っ気なく、「返信は忘れていたわ。長男の子どもの世話で忙しいの」と笑いながら言うのです。それでも「お祝いは一応あげるわよ」と続いたので少し安堵したものの、次の言葉に凍りつきました。「長男嫁には100万円包んだけれど、あなたたちには新生児用おむつで十分でしょう」

 

私たちが長男夫婦の出産祝いに30万円を包んだことを思い出し、「さすがに不公平ではないでしょうか」と静かに訴えました。けれど義母は「何を騒いでいるの? もらえるだけありがたいと思いなさい」と一蹴。あまりの仕打ちに心が折れ、「もう疲れてしまいました。いっそ絶縁しましょう」と口にすると、義母は「好きにしなさい。ただ、次男は家族と縁を切る度胸はないわよ」と嘲笑しました。

 

私はこれまで夫と何度も話し合い、夫が私の考えを支持してくれていることを伝えました。すると義母は「育ててやった恩を忘れたのか」と罵倒しながらも、「縁を切るならご自由に」と言います。私は「今後はいかなるお祝いもお渡ししませんし、おむつも辞退いたします。長男ご一家とどうぞ末永くお幸せに」とだけ告げて受話器を置きました。そう言い切った瞬間、私の中にあった重苦しいしがらみが、ようやく断ち切られた気がしました。

 

絶縁して1年後、義母から突然連絡が

ある日の夕方、義母から1年ぶりにLINEが届きました。開いてみると、「ちょっとお金を支援してちょうだい!」とだけ書かれていました。義母とはちょうど1年前に絶縁していたため、唐突な連絡に驚きつつも「何事ですか。私たちは絶縁したはずですよね」と返信しました。するとすぐに長文が返ってきました。

 

どうやら、長男が経営していた会社が最近倒産し、多額の負債を抱えているとのこと。「あなたたちにはお金の余裕があるでしょう。家族なんだから助けて」と懇願する文面が続きます。あれほど私たちを見下し、長男家ばかりをかわいがっていた義母が、いざ窮地に陥ると次男夫婦に頼ろうとする――その身勝手さに憤りを覚えました。

 

 

返信せずにいると、義母から「あなたでは話にならない。息子に代わりなさい」というメッセージが届きました。しかし夫は義母のLINEをすでにブロックしており、電話にも出ていません。そこで私は「今さら助けを求めるのは虫が良すぎます」と返しました。すると義母は「今だけでいいから1カ月分の生活費を貸してほしい。幼い孫もいるのよ」と訴えてきます。結局、その日のやり取りはそこで終わりました。経緯を夫に報告すると、彼は静かにうなずき、「もう僕たちの家庭を第一に考えよう」とだけ言いました。

 

長男夫婦が離婚!?義母にたしかめると…!

先日、親戚づてに「長男夫婦が離婚した」と耳にし、真相をたしかめようと義母に連絡しました。電話口の義母は小さく息をのむと、「誰から聞いたの……?」と動揺を隠せない様子。私が「親戚とは縁を切っていませんから」と告げると、義母は観念したように事実を認め、「嫁は子どもを連れて実家へ戻ったわ。あれほどやさしくしてあげたのに、薄情者の恩知らずよ!」と怒りをあらわにしました。どうやら今は、義母と長男の2人で暮らしているようです。

 

さらに義母は「次男に謝りたい、家族としてやり直したい」と泣きすがりましたが、私は丁寧にお断りして通話を終えました。その後、親戚から話を聞いたところ、義母と義兄は仲違いし、義兄は失踪したとのこと。義母は今、「次男を選ぶべきだった」と後悔しているのかもしれません。しかし私たち家族は振り返ることなく、前だけを向いて生きていこうと思います。

 

◇ ◇ ◇

 

これまで長男ばかりを贔屓し、次男をないがしろにしてきた義母。今さら擦り寄ってきても遅いですよね。次男一家は義母に振り回されることなく、幸せに暮らしてほしいですね。

 

【取材時期:2025年6月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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