赤ちゃんはお話ができないので、泣いて自分の不快さを訴えますよね。ところが、何をしても泣きやまないときがあって、困った経験があります。そんな赤ちゃんの泣く理由がわかったときのことをお伝えしたいと思います。
赤ちゃん、どうして泣きやまないの?
「赤ちゃんは、おなかがいっぱいでおしりもきれいなら少し泣いても大丈夫」と、年配の方や助産師さんから聞きました。
ところが、実際のわが子たちはそう簡単にはいかず、おとなしかったのは最初の2週間程度。黄昏泣きが始まる「魔の3週目」ごろからグズる時間が多くなり、泣いている理由がよくわからなくなったのです。抱っこしても何をしても泣きやまず、自分も寝不足で途方に暮れる時期がありました。
泣くのは眠さが原因だった?
そんなあるとき、寝起きより寝つく前の機嫌が悪いことに気付きました。ぐっすり寝たあとは機嫌がよく、眠くなるころによくグズっていたのです。黄昏泣きの時期は、赤ちゃんが生活リズムをつけるため、時差ボケの状態にあるそうです。大人もそうですが、眠いと気分が悪いですよね。
現在、わが子は小学生になりましたが、眠くなるといまだに機嫌が悪くなります。赤ちゃんは我慢をしないので、眠気で気分が悪くて泣いていたんだなと感じたできごとでした。
そんな時期、どう対処したらいい?
黄昏泣きが始まるころに精神的に不安定になるママさんたちも多いそうです。特に里帰り後だと、パパとママだけで赤ちゃんを育て始める時期になるのでよりストレスが重なります。
私は夫に協力をお願いして夜は寝るようにしたり、日中は家事を適当にして赤ちゃんと休んだりしました。また、外に出ると赤ちゃんも落ち着いてくれたので、少し先に生まれた赤ちゃんのママさんたちと過ごすようにして、私自身もとにかくストレスを溜めないようにしました。
その状況下にいると、本当に大変だと思います。でも過ぎ去ってみればあっという間。じょうずに気分転換をして、楽しく赤ちゃんの泣く理由探しをしながら過ごせるといいですね。
著者:石原みどり
知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。