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「俺たちの子として…」突然、隠し子を連れてきた夫→衝撃の真実にめまい…身勝手すぎる夫の末路とは!

小さな会社を経営しながら、夫と2人で暮らしている私。金遣いが荒い夫にモヤモヤしています。そのこと以外には、気になるところはなく、結婚生活はそこそこうまくいっていると思っていたのですが……。

 

ある日の夜、突然夫が見知らぬ子どもを連れて帰ってきたのです。驚いて問い詰めると、「友人の子どもを預かることになった」と曖昧な説明をする夫。預かることになった理由や、期間を聞いても、夫は言葉を濁し、はっきりと教えてくれません。夫の不自然な様子に、私は違和感を覚えました。

 

何もわからないまま子どもを預かることはできないと夫に伝えると、信じられない告白を……。

 

 

夫から突然の告白。連れてきた子どもは誰?

夫は意を決したように「実はこの子、俺の子なんだ」と言ったのです。私はあまりの衝撃に言葉を失いました。

 

夫は4年前、同窓会で再会した同級生の女性と関係を持ち、その結果、生まれた子どもだと言います。しかし、夫はそのときすでに私と交際していて、結婚の約束もしていました。つまり、夫は私と付き合っている間に浮気をし、さらにその事実を隠したまま結婚していたのです。

 

そして、夫からの衝撃発言はさらに続きました。なんと夫は、子どもを認知して私と一緒に育てたいと言い出し、「この子の母親は病気なんだ。他に頼るところのないこの子を見捨てることはできない」と訴えてきました。

 

夫は結婚前に浮気をしたことを謝罪し、彼女と会ったのは同窓会の一回きりで、結婚してからは真剣に家庭を大事にしてきたと言います。しかし、その割には、子どもが妙に夫に懐いているような気が……。

 

 

隠し子を育てたいと言う夫に私は…

突然、子どもがいたと言われ、育てたいと言われても、簡単に受け入れられるわけがありません。考える時間がほしいと伝えて家を出た私。

 

私はしばらくホテルに泊まり、今後のことを考えることに。その間は、夫がひとりで幼い子どもの面倒を見れるはずもないので、シッターを頼み育児はプロに任せることにしました。

 

そして、すでに夫のことを信じられなくなっていた私は、夫の浮気についてもプロに調査を依頼。すると、やはり夫は子どもの母親と不倫関係にあったことがわかりました。

 

夫は4年前の同窓会の一回きりだと言っていましたが、その後もずっと関係は続いていたのです。子どもが夫に懐いているように見えたのにも納得です。

 

さらに驚くことに、不倫相手の女性は夫と再会した当時、結婚していて、夫との不倫、妊娠が原因で離婚していたのです。いろいろと真実がわかってしまい、改めてショックを受けていると、夫からいつになったら戻ってくるのかと連絡がきました。

 

「結果的に隠し子って形になったけど」
「俺たちの子として育てるでいいかな?」
「早く帰ってきてくれ! 3人で暮らそう!」

私が真実にたどり着いているとも知らず、お気楽な内容にあきれました。子どもはこれからもシッターに見てもらえば、私も今まで通り働けるなどと言ってきます。そのシッター代は誰が払うというのでしょうか……。

 

「子どもの母親って、どの女性だっけ?」
実は、夫が不倫していたのは子どもの母親だけではありませんでした。職場の後輩に、飲み屋の店員、挙句、同じ保育園に通う子のママ友まで……。私のお金を使って、遊びほうけていたのです。

 

もちろん、子どもの母親が病気だということも嘘。半ば強引に夫が連れ帰ってきていただけでした。

 

「え?」
複数の不倫を暴かれ、動揺する夫。私は夫に対する気持ちが完全に冷め、離婚を言い渡しました。

 

 

不倫に隠し子。トンデモ夫の末路

そして、私たちは離婚。最後に子どもを連れ帰った本当の理由を聞くと夫は、子どものことを考えると、自分が認知して経済力のある私と育てたほうが幸せになれると思い、勝手に連れ帰ったのだと言っていました。あまりに身勝手であきれて何も言えませんでした。

 

夫には、慰謝料を一括で支払わせました。もちろん、夫の不倫相手全員にも慰謝料を請求。結果、夫は多額の借金を抱えることになり、仕事を失い、親族や友人からも縁を切られました。

 

私は子どもの母親と話し合い、彼女が再び子どもと暮らせるように支援しました。彼女は夫から養育費を受け取り、ひとりで子どもを育てていくため、資格取得の勉強をしながら子育てを頑張っています。

 

私は、結婚や恋愛をすぐに考えることはできませんが、自分の人生を大切にしながら、人を見る目を養っていきたいと思います。

 

◇ ◇ ◇

 

突然の隠し子、そして複数人との不倫。それも自分のお金で遊ばれていたなんて、受け入れ難い事実ですが、冷静に対応した妻は大人ですね。身勝手な夫によって、一時でも母親と引き離されてしまった子どもがかわいそうでなりません。この先、振り回された子どもが、幸せに暮らせることを願うばかりです。壮絶な経験をした妻にも、穏やかで幸せなが日々が、早く訪れるといいですね。

 

 

【取材時期:2025年1月】

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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