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結婚式当日に新郎からブチ切れ連絡「どこにいる?式が始まるぞ!」⇒式ならさっき終わったと伝えると…

今、私には困っていることがあります。じつは、ある方から熱烈アプローチされており……。年齢は私より10歳以上年上。取引先の人なので、あまり無視するわけにもいかず。好意がないと話しても、わかってくれません。そして一日に何度も個人的な連絡をしてくるので、困っています。

勘違いがひどい人で、打ち合わせ=デートだと勘違いしているようです。ランチしませんか、映画に行きませんかと誘われるのも本当にストレス。ですが、それもあと少しの話です。

 

じつは私、まもなく結婚します。今月中に式を挙げ、来月末に退職。勘違いおじさんと関わることもなくなります。

 

勘違いおじさんに結婚すると告げたら…

この際なので、今月結婚すると勘違いおじさんに伝えたところ、「しよう!」「俺もずーっとしたかったんだよ!」と……。何だかおかしなことになりました。相手が別にいると説明しても、まったく理解してくれません。急だけれど何とかすると言いだし、かなり困惑しました。

 

取引先の人なので会社のことを考えて我慢してきましたが、そろそろ限界です。私が爆発すると、自分も我慢の限界だと……。これは、何を言ってもわかってもらえないようです。

 

私は婚約者の彼にもこの件を相談してきました。一度上司に話したほうがいいと言われていますが、うちの会社が取引してもらっている側なので、この件で仕事に支障が出るのは申し訳ないと思っています。

 

それに相手は常識では考えられない思考の持ち主なので、このままフェードアウトするのが一番ではないかと思っており……。勘違いおじさんからの連絡は会社の携帯電話に届くので、退職するときに返却すれば連絡も来なくなるはず。とりあえず、もう少し我慢しようと思います。

 

退職しても何かある場合は、別の手を考えなくては……。そこで婚約者の彼といろいろ考えたのですが、話していたら思いもよらないラッキーな事実を発見。じつは義理の父となる彼のお父さんが、会社を経営していまして……。勘違いおじさんの勤める会社が、その子会社だとわかりました。義父がいてくれたら心強いので安心できます。

 

結婚式が始まる!?突然の連絡

「今どこだ!?」
「早くしないと式が始まるぞ!」

突然、勘違いおじさんから連絡が入りました。

 

「式ならさっき終わったけど……?」
「え?」

そうなのです、私たちの結婚式は先ほど終わりました。これから披露宴が始まります。

 

私の結婚相手はあなた(勘違いおじさん)ではないと説明し、先日入籍したことを報告しました。

 

そもそも私が勘違いおじさんに好意を伝えたことはなく、付き合っていた事実もありません。それなのに、浮気をしたと言って怒りを爆発させています。その後も私に対しての暴言を繰り返し、取引の中止をちらつかせてきました。ですが、私はもう我慢しません!そろそろ、夫の家族を頼ろうと思います。

 

勘違いおじさんから再び連絡が…その後

数日後、勘違いおじさんからメッセージが入りました。礼儀正しい言葉遣いでつづられており、私に許しを乞いたいようです。一方的に恋愛感情を抱いていたことをようやく理解し、反省したと言って謝罪してきました。どうやら義父の会社から圧力がかかったようです。このままでは解雇される可能性があるため、私の許しがほしいと言ってきました。

 

じつは、このようなことは今回が初めてではない様子。以前にも、同じ会社の方に似たようなことをして降格させられた過去があるそうです。それに懲りず、同じことを繰り返しているとは。

 

「今回は純粋な愛だった」と言い訳してきましたが、相手の気持ちを無視した執着や粘着は愛とは呼びません。それに、自分へ気持ちがないとわかったときの彼は異常でした。私のことを罵倒し、傷つけるような言葉を言ってきたのです。そんな人を野放しにしておくわけにはいかないと思い……。

 

その後、私は今回の件を上司に報告。先方の会社に連絡がいったそうです。結果、勘違いおじさんは退職することになったと聞いてホッとしました。そして今回のことを報告したとき、上司に「なぜ早く言ってくれなかったのか」と叱られてしまいました。会社もすぐに取引先に対して行動を起こしてくれましたし、本当にいい会社に勤めていたんだなと心から思いました。

 

今後も自分を支えてくれる家族や周りの人たちへの感謝を忘れないようにし、自分も困っている人が周りにいたら手を差し伸べられる人になろうと思います。

 

◇ ◇ ◇

 

一方的な好意を繰り返し押し付けるのは迷惑行為になりますよね。相手がどう思っているか、気持ちを考えて行動したいですね。

 

【取材時期:2025年1月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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