猫山先生は以前から義母宅の2階に住んでいたと話し、まったく反省の様子を見せません。さらに、「広子さんが悪い」と自分たちの主張ばかりする夫と義母。うんざりした広子さんは、「これ以上何を話しても無駄だ」と、ひとりで家に戻り離婚を決意します。
翌朝、家を出る準備を完了した広子さんは、ナホちゃんを起こし「離婚する」と伝えました。しかしいざ家を出ようとすると、ナホちゃんは「行きたくない!」と泣き出してしまいます。
ナホちゃんの声を聞いた義母と夫も家から出てきて、夫は「ナホのために、やり直してくれないか」と広子さんに謝罪。関係の再構築を申し出ますが……。
予想外の娘の申し出に胸が痛む…
ぽろぽろと涙を流す娘の姿に胸を痛めながらも「子どものことを思うなら、この家には住ませられない」と伝えた広子さん。「少しでも悪いと思うなら、ナホちゃんを送り出してほしい」と、夫と義母に頭を下げました。広子さんの父も一緒になってナホちゃんを呼びます。
「ナホ、お願いこっちに来て! ママを信じて!」
広子さんはナホちゃんに必死に思いを伝えます。それを聞いたナホちゃんは、広子さんの元へ走って行くのでした。
事情を知らず、パパやママと一緒にいたいというナホちゃんの気持ちもわかるがゆえに、涙の訴えは相当堪えますね。しかし広子さんの決意は揺るぎませんでした。心を折ることなく、ナホちゃんに気持ちを伝えた広子さんには尊敬の念を覚えますね。
広子さんのナホちゃんに対する気持ちは、きっとナホちゃんにも伝わったことでしょう。広子さんのように、大切な人へしっかり言葉で気持ちを伝えられるような人でありたいですね。
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