ソウタの暴言と借金発覚!
ある日、義実家での食事中のこと。義母が「本当に感謝してるわ」と私に嬉しい言葉をかけてくれたのです。義父や義兄のケイゴさんも「素晴らしいお嫁さんだ」と褒めてくれたのです。
ケイゴさんは医師として多忙ながらも、家庭を大切にしている優しい人で、義兄嫁のミキさんもそんなケイゴさんを誇らしげに見つめていました。 ケイゴさんがソウタに「お前、苦労ばかりかけてるんじゃないだろうな?」と釘を刺すと、ソウタは不機嫌そうに「あ?別に」とそっぽを向きました。 すると娘が「パパはいつもゴロゴロしてるよ!」と笑いながら言いました。義母はため息をつき、「あんたは本当に情けないわねぇ」と呆れ顔。
それが気に入らなかったのか、ソウタは「みんなこいつのことばっかり褒めてさ!」とふて腐れ、挙句の果てには「こいつ、みんなが思ってるほど大したことないぞ! この間だってゴミ出しの日に寝坊してたしさ!」「作る飯も味がぼやっとしてて何食ってるかわかんねぇんだよ!」と暴言を連発。 ゴミ出しが遅くなったのはソウタの部屋を掃除していたからなのに……。しかも、そのときに発見した金融会社の明細書のことを思い出しました。 パチンコで作った借金。 この場で言おうか迷いましたが、義家族の前で夫の信用を完全に失わせるのも……と思い、黙ってその場をやり過ごしました。しかし、そんな私の配慮などお構いなしに、ソウタは義家族の前で私を下げ続けるのでした……。
ソウタの衝撃発言に驚愕!
ソウタの態度にモヤモヤしていたある日の夕方、帰宅したソウタが私が今朝作ったお弁当箱を片手に帰ってきました。娘が「パパ、なんでお弁当箱持ってるの?」と聞くと、慌てた様子で「え?す、すぐに出さないと、ママにまたブーブー言われるからだよ!」と答えます。なぜ焦る必要があるのでしょう? 私は疑問に思いながらスルーしお弁当箱を洗うことに。すると、娘は何かに気づいたようで「ママ、パパと私のお弁当って同じ?」と聞くのでした。その日から、娘の不思議な行動が始まったのです……。
数日後、わが家で義両親・義兄夫婦を招き食事会をすることに。私がいそいそと料理をしているとソウタが「前にも言っただろ?マジでこいつ料理下手なんだって! 最近は弁当の中身が毎日同じなんだよ!」と私を下げる発言を連発。ケイゴさんが「作ってもらって文句言うな!俺は、ミキに感謝してるよ!料理苦手だけど、最近はちゃんと用意してくれるようになったし!」と ミキさんをベタ褒め。するとソウタは「年上のカミさん持ってみたらわかるけど、まじでうんざりするんだよ!毎日説教臭くてうるせぇし、顔見りゃババアだし!その上、弁当がマズイって、とんでもないだろう!」とニヤニヤしながら言うのです。
さすがの私ももう限界!!一言物申してやろうとした瞬間、娘が「パパ、何でママのお弁当食べてないのにわかるの?」と言うのです。慌てるソウタに娘が、「パパ、お弁当の中身、うちの庭に埋めてるんだよ」と言い放つのでした。
娘が爆弾発言!その真相は……
最初は冗談かと思いましたが、娘が庭の一角を指さしながら「ここ、昨日と土の色が違うでしょ?」と言うと、私は背筋がゾッとしました。 娘と一緒に土を掘り返すと…そこには、私が作ったお弁当の中身が、そのまま捨てられていたのです。すると、娘が袋を差し出し「これも一緒に埋まってたの」と 透明な袋に入ったレシートを取り出します。それは、見慣れないホテルの領収書でした。 ソウタの顔色が一気に青ざめました。
その瞬間、ケイゴさんがソウタのスマホを取り上げ、画面を確認。すると震えた声で「ミキ、ソウタの不倫相手はお前だったんだな」と叫ぶケイゴさん。スマホには2人のやり取りや写真がたくさん……。なんと、ソウタの不倫相手は、なんと義兄の妻・ミキさんだったのです!
娘が爆弾発言!その真相は……
証拠を見られたソウタは「最初にデートに誘ってきたのはミキちゃんだけど……俺が先に好きになったんだ! 本気なんだ!」と開き直る始末。そして「ミキちゃんは美味しい弁当を作ってくれる! だからおまえの弁当は捨ててたんだ!」と言い放ったのです! するとミキさんは、あっさりと裏切り「はぁ!? 私は遊びだったし! お弁当も冷凍食品ばっかりよ!」と暴露! 浪費癖のあるミキさんは、ケイゴさんからもらった生活では足りず、お小遣い欲しさにソウタに気があるふりをしていたと判明。
ケイゴさんは即座に離婚と慰謝料請求を決定。 私もソウタに慰謝料と養育費を請求し、ソウタとミキさんは多額の借金を背負うことに。今の給料だけでは払えずバイトを掛け持ちして必死そうです。私と娘はというと、私の実家に戻り新しい生活を楽しんでいます。もう暴言も吐かれることがないので心穏やかに過ごしています!
◇ ◇ ◇
隠し事を続けても、いずれは明るみに出るものです。ソウタは家庭を顧みず、嘘と裏切りを積み重ねた結果、自らの行動が最悪の結末を招いてしまいました。一方で、誠実に向き合い努力し続ける人には、明るい未来が待っているはずです。本当の幸せは、誰かに与えられるものではなく、自分の選択と行動次第なのかもしれませんね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。