記事サムネイル画像

身近な病気にドキッ! ふと気になったほくろを診てもらった結果【体験談】

40代後半にもなると、身近で病気の話を聞くことが増え、小さな体の変化にも敏感になった私。ある日、知人のひと言をきっかけに、長年気になっていたほくろを思い出しました。放置して大丈夫なの? 不安を抱えながら受診した結果、ホッとしたものの、意外な事実に少し驚かされました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師窪田 徹矢 先生

くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

 

40代後半、増えてくる「病気の不安」

最近、身近な人から「病気になった」「手術を受けた」という話をよく耳にするようになりました。2人に1人ががんになる時代だと言われる昨今、ますます他人事とは思えません。実母をがんで亡くしていることもあり、どこかで「自分もそうなるのでは」と心のどこかで警戒してしまう私がいました。

 

きっかけは、知人のほくろ除去

数カ月前、知人が顔のほくろを手術で取りました。医師から「今は良性だけど、将来的に悪性化する可能性がある」と言われたそう。その話を聞いたとき、自分の体にも以前から気になっているほくろがあることを思い出しました。

 

胸元にあるほくろは、当初は、針の先ほどの大きさだったものが5、6年前から少しずつ大きくなっていました。気にはなっていたけれど、「まぁ、大丈夫だろう」と放置。けれど、知人の話を聞いてしまうと、一旦気になり始めたらもう頭から離れなくなってしまいました。

 

とはいえ、子どもがいると自分のことは後回しになりがち。気にはなっていても、わざわざ病院に行くほどではないと思ってしまいます。そんなとき、ちょうど子どもが水いぼの治療で皮膚科を受診することに。この機会に、一緒に診てもらうことにしました。

 

 

診察結果にホッとするも、ちょっぴりショック

診察室でほくろを見せると、医師はすぐに「これは悪いものではないですね。血管腫です。心配ありませんよ」と話してくれました。そのひと言を聞いて、張り詰めていた気持ちが一気にほどけました。

 

ただそのほくろの名称は、「老人性血管腫」。加齢によってできるものが多いそう。「老人性」と付く言葉に、ちょっとしたショックを受けつつも「悪性ではない」という事実にホッとしました。さらに「急に大きくなったり、色が変わったりしなければ特に問題はない」との説明もあり、ひと安心。

 

年齢を重ねると、ちょっとした変化にも敏感になります。これまで無頓着だったことも、気になり始めることが増えてきました。体のあちこちに「これ何だろう?」と思うものが増えるのも、この年代ならではなのかもしれません。

 

まとめ

今回の経験で「気になるなら、まず確認すること」が大切だと実感。これからも過度に神経質にならず、でも無関心になり過ぎず、自分の体の変化と向き合いながらじょうずに付き合っていきたいと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:岩下カナコ/40代女性。2015年生まれの娘、2017年生まれの息子、2019年生まれの双子の息子たち4児の母。育児に癒やされたり疲れたり、時には自己嫌悪したり。そんな日々を送っている。

イラスト/おみき

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    暮らしの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む