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「ゆっくり買い物もできない」自由な夫がうらやましい。そう思っていた私に夫から思わぬひと言

子育てをしていると、「自分の好きなものをじっくり見て、選んで……」という買い物はできないと感じることがよくありました。ある日、夫と子どもと外出した際も、そんなふうに思っていて……。

夫が買い物を楽しむ姿を想像して…

ある年の冬のことです。「年明けのセールに服を買いに行きたい」と夫が言い出しました。私は「いいね」と快く返事をしたものの、ちょっぴり憂うつな気持ちになりました。なぜなら、夫が買い物をしている間、私はワンオペで子どもを見なければならないからです。

 

ただでさえ、日ごろの育児は私のワンオペになりがち。私は自分の時間を持つのが難しいと感じている中で、夫がひとりで買い物を楽しむ姿を想像すると、正直少し複雑な気持ちになってしまいました。

 

夫は買い物に行くタイミングを迷ったままでしたが、数日後、家族で外食したときのことです。食事をしたビルの下の階に夫が好きなメンズ服の店舗があるのを見つけました。

 

夫は「ちょっと見てくる」と言って、私と子どもをテーブルに残したままお店へ。急な展開に少し驚きつつも、「夫が帰ってくるまで子どもを見ていなければ」と思いながら待つことにしました。

 

私は買い物はできない…と思っていたら

しばらくして、買い物袋を手にした夫が戻ってきました。

 

私が「ゆっくり買い物できて、いいなぁ」と言うと、夫は「今から行ってくる? 買い物行ってきなよ。子どもは見ておくから」と提案してくれました。普段の夫から、まさかそんな言葉が出てくるとは思っていなかったので、私はびっくり。

 

しかし、うらやましいと思っていたタイミングだったので、久しぶりにひとりで買い物をする時間が持て、とてもうれしかったです。

 

日々、子どもと過ごしている時間が長い私にとって久しぶりの自分のための時間でした。息抜きにもなりましたし、また育児も頑張ろうと思え、リフレッシュできました。育児は夫婦でおこなうものですし、またちょっと疲れたな……とか、ゆっくり買い物したいな……というタイミングがあれば、夫に相談して息抜きの時間をつくることも大事だと感じました。

 

著者:nanoka22/社会人として約10年働いたのち、現在は2児の30代ママ。収入源を複数化し、働く時間と場所を問わない働き方を模索中。コンテンツクリエイターとして、自身の経験をもとにした体験談や考えを執筆している。
イラスト:sawawa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)

 

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