ハンバーガー屋さんへのお誘いだったが…
Aさんには長女と同い年の小学1年生の娘さんと、小学3年生の娘さんがいます。その日は小学3年生の娘さんの友だちも遊びに来ているということで、みんなで某ハンバーガー屋さんに行ってからママ友の家で遊ばせるというプランだと聞きました。
そこで私は、昼食代として500円、お菓子、手土産を長女に持たせ、9時にAさんの家に送り届けました。当時、子ども向けのセットは500円もしませんでした。長女は友だちと遊ぶのを楽しみに、喜んで行きました。
予定していた時間になり、Aさんが長女を家に送ってくれました。「ありがとう」と出迎えたところ、Aさんから衝撃的な言葉が。
Aさんは「ごめんね。今日、長女ちゃんに2,000円ぐらい余分に使っちゃった」と、さらっと言われたのです。
話を聞くと、ハンバーガー屋さんで食事をしたあと、小学3年生組の希望でショッピングモールへ移動。ゲームセンターや100円ショップで遊び、おやつなど、Aさんが立て替えたとのことでした。
膨らむ私のモヤモヤ
私はすぐに「お金払うよ。2,000円でいい?」と申し出ましたが、Aさんは「今回はいいよ。次からは、ごはん代抜きで2,000円くらい持たせてくれれば大丈夫!」と明るく返してきました。
心の中では、「聞いてたプランと違うし、小学1年生にごはん代とは別に2,000円って……」とモヤモヤが膨れていきました。
しかも、ショッピングモールに行くなら事前に連絡がほしかったと感じました。また、わが家では、ゲームセンターには基本行かせない方針であることも、Aさんには以前伝えてあったのに──。
その場では無理矢理お金をAさんに払い、「また遊ぼうね~」と言ってバイバイをしたのですが、私はAさんに子どもを預けることはもうやめておこうと思いました。
やはり、金銭感覚や行動に対する考え方は人それぞれ違うのだと実感しました。相手に悪気がなくても、子どもを預かる際には事前にプランをしっかり共有し、変更が生じたら連絡をすることが大切だと痛感した出来事でした。
Aさんとは価値観や考え方に違いはありますが、悪意はないと理解しています。今では、親子一緒に遊ぶスタイルにしています。
著者:松谷 えりな/30代女性/令和元年生まれの息子と、平成28年、平成30年、令和2年生まれ娘たち4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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