不機嫌な男の子
私と友だちとは数カ月に1度会う仲で、家族ぐるみで遊ぶのは2回目。小学2年生の男の子がサッカーの練習を終えるのを待って、友だち家族全員で14時に到着しました。
友だち家族を出迎え、雑談しながら子どもたちが遊ぶ様子を見ていると、男の子がソファーで寝ているのに私は気づきました。
「サッカーで疲れているんだな」と感じていると、男の子が突然目を覚まし、「ねぇ、コーラ飲みたい。おなか空いたんだけど」と不機嫌そうに言い出しました。
そこからは、やりたい放題
「コーラはここにあるよ」と私が、男の子が持参していたコーラを差し出すと、一気に飲み干し、そのまま2階の子ども部屋に勝手に向かいました。友だち夫婦が「人の家なんだから、許可なく行っちゃダメ」と注意してくれたものの、男の子は無視。
私が男の子の後を追うと、子ども部屋でビーチボールを使ってサッカーの練習を始め、天井や壁に飾っていた物にボールが当たってボロボロに。「ちょっとひどいな」と思いましたが、「子どもがやったことだから」と私は目をつぶりました。
さらにヒートアップし
その後、「ちょっと外に出たい」と言って、勝手に玄関の鍵を開けて外へ出て行く男の子。友だち夫婦は追いかける様子もなく、私は慌てて後を追いました。
家の門柱のそばに飾ってあった大きな石を持ち上げ、「ねぇ、これ投げてみたい」と男の子が言い出しました。家を建てたばかりですし、家を傷つけられるのは困りますし、男の子がけがをする可能性もあります。その場で厳しく私は石を持ち上げてはいけないと男の子に注意し、また、投げるのはダメだと伝えました。
外での出来事について友だちに軽く話したところ、すぐに謝罪し、男の子にも注意してくれました。小学2年生の男の子に苦手意識が出てしまった私ですが、友だちとはこれからも長く付き合っていきたいと思っています。
友だちの男の子に限らずですが、誰かを家に招く際は、ある程度寛容な気持ちを持ちつつも、「してほしくないこと」「やめてほしいこと」はきちんと伝えたほうが、お互いにとって良いのかもしれないと感じた出来事でした。夫と話し合い、私たちの意識も変えていこうと思いました。
著者:野中 まゆ/30代女性/2022年生まれの男女双子の母。13年保育士として勤務。出産を機に退職し、現在は保育士経験や自身の子育て体験をもとに、在宅で執筆業務をおこなっている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
【Amazonギフト券プレゼント♡】みなさまの体験談を募集しています!
妊娠中や子育て中のエピソードを大募集!「ベビーカレンダー」のニュース記事として配信、公開いたします。体験談を掲載させていただいた方の中から、抽選で毎月5名様に1000円分のAmazonギフト券をプレゼント。何度でも応募可能ですので、奮ってご応募ください♪どうぞよろしくお願いします!