わが子を叱らないママ友のまさかの反応!
ある日、子どもたちを含めて近所のママ友同士、わが家で集まることに。楽しく過ごしていたのですが、そろそろみんなが帰るというときに長女が「お気に入りのおもちゃがない!」と言い出したのです。みんなで探しますがいっこうに見当たりません。あきらめて解散しようとした瞬間、Aさんの息子のポケットから、探していたキャラクターもののミニカーのおもちゃがポロッと落ちてきたではありませんか! Aさんの息子が焦る様子を見て、おもちゃを盗もうとして黙っていたのだと私は確信。さすがにAさんも叱るだろうと思いましたが「間違えてポケットに入ったんだね~。わざとじゃないから仕方ないよね~」とまさかのフォローに入ったのです。続けて「このおもちゃ気に入ったみたいだから、このまま貰ってもいいかしら~?」とニコニコしながら私に聞いてくる始末。まったく悪びれる様子もなく、謝罪もない態度に私はあ然とします。
しかし、私も黙っているわけにはいきません。「それは娘のお気に入りのおもちゃだからあげられないです」続けて「◯◯くん、人の物を盗むようなことをしたらだめ!! わかってるよね?」と注意しました。すると驚いたことに「おもちゃ1個ぐらいくれてもいいじゃない! 人の子どもを勝手に叱らないで! 失礼じゃない! 」とまさかの逆ギレ。この一連やりとりに、他のママ友はAさんへ冷たい視線を向けつつも言葉を失っています。そんな中私が「そうは言っても、悪ものは悪いでしょう?」と追及すると、反論できなくなったのかAさんは真っ赤になり「あんたたちなんてこっちから願い下げよ!」とまたもや逆ギレ。そのまま娘の大切なおもちゃを床に叩きつけ、Aさんたちは謝ることもなく去っていきました。様子を見ていた他のママ友から労いと慰めの言葉があり、そのまま遊ぶのも微妙な空気でその日の会は解散したのでした。
後日、わが家のインターホンが鳴り、モニターに映し出されたのはAさんとその息子。しぶしぶ出てみると、Aさんは泣きながら「先日は、大変申し訳ありませんでした」と謝罪してきたのです。後ろには自治会長でもあるAさんの父親の姿も。なんと、あの日一緒に遊んでいた他のママ友からAさんの逆ギレ事件が父親の耳に入り、Aさんはこっぴどく叱られたということでした。
その後、Aさんとはなんとなく疎遠に。叱る判断基準は人それぞれですが、黙って人の物を持って帰ろうとすることは明らかに悪いことです。子どものためにも状況に応じた対応をしないといけないなと身をもって感じた出来事でした。
著者:松下芽生/20代・ライター。2歳と6歳の女の子を育てるママ。子どもが寝た後に、お菓子を食べながらゆっくりとネットショッピングをするのが至福の時。
作画:ひのっしー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年2月)
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