夫の反応に少し驚いた朝
ある年の結婚記念日のことです。朝の出勤前に夫に「結婚記念日だね。おめでとう」と声をかけました。すると、夫は「そうか、今日は結婚記念日か」とぽつり。まるで今思い出したかのような口ぶりに、少し拍子抜けしてしまいました。
私にとって結婚記念日は特別な日です。けれど、夫にとっては日常の延長のような感覚なのかもしれない。そう思うと夫との温度差を感じたようで、少ししょんぼりしてしまいました。
私が結婚記念日におこなうこと
日中は、気持ちを切り替え、いつも通りの生活をしていた私。そして夕方になってふと「あること」をしていないと思い出しました。
「そういえば、夫への手紙を書いていない!」。
毎年、結婚記念日には夫に手紙を書くのが私の中の恒例。夫が帰宅する前にと手紙を書き、帰宅した夫に渡すことができました。
手紙を書くことの特別さ
後日、この話を友人にしたところ、「結婚記念日に手紙を書くなんて素敵」「心温まるね」と言われました。私にとっては毎年恒例のことだったので、特別なこととは思っていませんでした。でも、そうではない人も多いと知り、意外な発見でした。
改めて、手紙を書くことのよさを感じたので、「今年も手紙を渡せてよかった」と思いました。そして、これからも手紙を書くことを私は続けていきたいです。
夫にとって結婚記念日は、特別な日というより、日常の一コマかもしれません。でも、私は私なりに大切にしたくて、毎年手紙を書いています。これからも、この習慣を続けていきたいと改めて思いました。
著者:nanoka22/社会人として約10年働いたのち、現在は2児の30代ママ。収入源を複数化し、働く時間と場所を問わない働き方を模索中。コンテンツクリエイターとして、自身の経験をもとにした体験談や考えを執筆している。
イラスト:おみき
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
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