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美魔女モデルの母を持つマウント女子に彼氏を略奪された私。しかし数日後、「謝るから」と泣きつかれ!?

私は医師です。メイクやオシャレには疎いタイプですが、やりがいある仕事に恵まれ、充実した毎日を過ごしていました。しかし、幼なじみで家が隣のA子は、いつも私を見下してきて……。

相変わらずの幼なじみ

ある朝、私は仕事先の病院へ向かう途中で幼なじみのA子に遭遇。彼女は私を見るなり嫌そうな顔をして、こう言いました。

 

「うわ、最悪! 地味子と会っちゃった……。あんたって本当にかわいそう~! そんな地味な見た目じゃ、誰とも付き合えないし、結婚もできないだろうから、必死に勉強して自分で稼ぐ道を選ぶしかなかったのねぇ」

 

A子は昔からこう。「美魔女モデル」として活動する母親の影響で、子どものころからおしゃれやメイクが大好き。私のような静かなタイプの人間を常に見下しているのです。ただ、そんな彼女の言動には慣れっこの私。家が隣なので頻繁に遭遇しますが、いつも「こんにちは」とだけ言ってその場を立ち去ります。

 

また、私には彼女に詮索されたくないことが。実は先日、イケメンでエリート御曹司の男性・B男から猛烈なアプローチをされ、結婚前提で交際することになったのです! 彼は元々患者さんで、私の仕事熱心な姿に惚れたのだとか。

 

A子がB男を略奪!

しかし数日後、面倒なことが起こりました。B男とカフェでデートをし、「また明日」と言って別れたところをA子に見られてしまったのです。彼女は興奮した様子で近づいてきました。

 

「今のイケメンは誰よ! なんでアンタなんかと一緒にいるの?」と詰め寄ってきたので、「……彼氏だけど。ちなみに、彼は大企業の御曹司よ」と答えると、A子は驚愕。「地味子のくせに! ハイスペ彼氏だなんて許せない!」と憤慨しています。そして彼女は、彼が立ち去った方向に走って行ってしまいました。

 

翌日、私は「派手な容姿の女性が接触してこなかった?」とB男に質問。しかし彼は、「そんなことはなかったよ」と即答したので、私は胸をなでおろしたのです。

 

ところがその2週間後、あろうことか、A子とB男が腕を組んで歩いているのを目撃したのです!

 

「2人で何をしているの!?」

 

A子はしれっと私に言いました。

 

「ごめんねぇ、彼は私のもの! あんた、B男さんと結婚の話もしていたんでしょ? でも彼、やっぱり地味なあんたより美しい私と結婚したいんだって~」

 

続けて、B男も鼻で笑いながら、「お前とはお試しで付き合ってみただけ。でも、生真面目すぎて刺激がないんだよなぁ。やっぱり、俺には派手な女が合うんだよ」と言ったのです。

 

私とB男は破局し、2人はイチャイチャしながら、私から遠ざかっていきました。

 

B男の本性が明らかに!

ショックを受けたものの、翌日はいつも通り仕事へ。すると、B男と別れたことを知った同僚が、彼のあるウワサを教えてくれました。さらに、ネット上で出回っているという写真や動画まで見せてくれたのです。

 

自宅に帰ると、私はその写真をA子に「これ、あなたは知っているの?」と送りました。

 

すると数分後、A子の家から金切り声が。

 

「どうしてママが、B男さんと不倫しているの!! B男さん、何か言ってよ!」

 

私が家の外に出ると、ちょうどB男もA子の家の玄関から登場。

 

「家に来いって言うからわざわざ来たけど……。まさかA子ちゃんの母親があの美魔女だなんて……。ビックリだよ」

 

そう、私が送った写真は、B男がA子の母親と道端でいちゃついている場面だったのです。さらに、彼はエリート御曹司などではなく、実際は売れないホスト。

 

「待ちなさいよ、ちゃんと説明して!」と激怒するA子と母親ですが、B男は「お母さんは若くてイケメンの俺と付き合えて鼻高々だし、A子も幼なじみから俺を奪えて大満足でしょ? みんな幸せじゃん!」と反省する様子はまったくありません。

 

仕舞いには、「面倒くさくなったからもういいや。2人とも金輪際、俺には連絡してこないでね」と言い捨て、B男は去ってしまいました。

 

マウント女子の末路は…

約1時間後、家のチャイムが鳴ったため外に出ると、そこには大きな荷物を持ったA子が。聞けばA子は、父親からお金をせびってB男に貢いでいたよう。母娘ともども父親に呆れられ、家から追い出されてしまったそうです。

 

「今までのことは謝るから、しばらく家に泊めて!」と泣きつかれましたが、私はもちろん断りました。

 

それからA子は、過去に付き合っていた男性や知人たちにも「泊めて」と連絡したようですが、彼女を助ける人は誰もおらず……。元カレたちはA子にひどい捨てられ方をしたようですし、知人たちはいつもマウントを取ってくる彼女にいい思い出などありません。

 

結局、その後A子がどうなったのかは誰もわからないよう。

 

一方の私は、引き続き医師として働きながら充実した日々を送っています。今後は見た目や熱烈な告白に惑わされず、真面目で誠実な男性と恋がしたいです。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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