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専業主婦は家政婦だと言う夫「料理も洗濯もやり直し!」→はいっ旦那様♡カチンときた私は笑顔で逆襲!

結婚して1年。まだラブラブな私たち夫婦……とは言い切れない現実に、最近失望気味の私。専業主婦になることを懇願され、渋々家庭に入ったところ、ワガママし放題の夫に頭を悩ませるはめに……。

 

夫は、おかずの肉ばかりをよって食べたり、夜中にビールを買ってこいと言ったり、毎日のように私を困らせます。この前は、私が一通りの家事を終え、寝ようとしたところ突然、シーツの色が気に入らないと言い出し新しいものに変えろと……。まるで子どもみたいです。

 

結婚前の夫は、とても素敵な人でした。仕事も趣味も一生懸命で、心の底から楽しんでいました。私への気遣いもバッチリ。結婚したら、きっと素敵な夫婦になれる! そう信じていたのに、こんなことになるとは……。

 

 

はぁ!?専業主婦は家政婦と一緒?

年中会社の人を連れてきては、宅飲みをする夫。食費が赤字になるし、準備は大変だし、少し控えてほしいとお願いしました。すると、ブチギレ始めて……。「ここは俺の家だ! 俺が稼いで暮らしている家で、何しようと勝手だろ!」と言いました。

 

この発言にも腹が立ちましたが、さらにひどいことを言われてゲンナリ。「お前は専業主婦なんだから、文句を言うな!」「専業主婦は家政婦と一緒だ! 言われたことだけやっていりゃいいんだよ!」とまで言われてしまいました。

 

これから何年もこんな生活が続くと思ったら、泣きたくなり、以前から考えていた離婚が、私の中でより現実的なものになったのです。

 

そんなある日、祖父母に遊びにこないかと誘われた私。文句を言われるかなと思いながらも夫に相談すると、二つ返事で送り出してくれたのです。久しぶりに小言ばかり言ううるさい私と離れられ、羽が伸ばせると大喜びしていました。

 

 

祖父母に話を聞いてもらい、決断した私

両親が共働きで、幼いころから祖父母に育てられたような私。久しぶりに大好きな祖父母と過ごしていたら、夫との暮らしでささくれだっていた心がだんだん丸くなり、穏やかな気持ちになりました。

 

私は祖父母に話を聞いてもらい、今まで人に言えなかったこと、心に留めておいたことを洗いざらい言葉にしました。すると、不思議なくらいスッキリしたのです。

 

祖父母からやさしい言葉をかけてもらい、「私には祖父母がついている。これからは自分の思い通りに行動しよう」と心に決めました。

 

帰宅すると、たった数日家を空けただけなのに、空き巣にでも入られたのかと思うくらいに家の中が散らかっていてびっくり……。ひとまず、私は夫が帰ってくるまでに、家事を黙々とこなしました。

 

家を片付け、洗濯を済ませ、夕食の準備を終えると、夫が帰宅。帰ってくるなり夫は、さっそく私のしたことにあれこれ文句を……。揚げ物の気分じゃないとか、洗濯物のたたみ方が気に入らないとか、あきれたワガママを連発。

 

私が反抗すると、「俺が養ってやっているんだから言うとおりにしろ!」と怒鳴って、「料理も洗濯もやり直し!」と命令してきました。

 

たたんだ洗濯物をわざとぐしゃっと握った夫を見て、とうとう堪忍袋の緒が切れた私。もうこれで終わりにしよう。そう決心した私は、笑顔を繕い、夫の言うことに素直に従い、家事をやり直しました。

 

 

従順な家政婦の逆襲…♡

その翌日、夫が出勤した後に、私は離婚届を置いて、両親と祖父母が暮らす実家に帰りました。

 

私が家を出た夜、夫は慌てて実家にやってきて、「なぜ離婚なんだ!」と私に激怒。私は今まで思っていたことを、すべて吐き出しました。自分は何もせず、私に命令ばかりしてくることに嫌気がさしたと伝えると、「俺はお前の旦那様で、養ってやっているのだから当たり前だ」と言い、夫婦は対等な立場であると主張する私に対して、真っ向から反論してきました。

 

夫が言うように専業主婦のほうが立場が低いというのであれば、私はどれだけ懇願されても仕事は辞めなかった……。そう伝えると、「だったら辞めなきゃ良かっただろ! ラクしたくて辞めたくせに俺のせいにするな」と言われ、もうあきれて何も言い返す気になれませんでした。

 

こんなにも自分勝手な夫とは、もう一緒にいられません。私が離婚の意思を強く示すと、「考え直せよ」と言う夫。私は夫に向かって初めて大声で「考え直すのはあなた!」と怒鳴りました。

 

初めて見る私の姿に戸惑い、静かになって、今度は泣きながら必死にすがってきた夫。しかし、両親と祖父母の無言の圧力に圧倒されたのか、その場で渋々離婚を受け入れました。

 

その後、家政婦の私に逃げられた夫は、私生活がめちゃくちゃになり、仕事にも支障をきたすように……。家は散らかり放題、食事はコンビニ弁当ばかり、ワイシャツはシワシワ。朝もひとりで起きられず、遅刻や無断欠勤をするようになり、トラブルも続出。会社での信頼を失い、仕事も辞めてしまったそうです。

 

一方、私は無事に社会復帰し、実家で両親と祖父母と楽しく充実した毎日を過ごしています。もう少し落ち着いたらやさしいパートナーを探したいなと思います。

 

◇ ◇ ◇

 

円満な夫婦生活を送るには、自分の意見をはっきり言うこと、気持ちを伝えることは大切なこと。しかし、ワガママを言うこととは違いますよね。夫婦関係において妻という立場を下に見て、専業主婦をバカにしている夫の態度には、妻だけでなく両親や祖父母もひどく傷ついたのではないでしょうか。

 

感謝することもなく、家のことから身の回りの世話までさせて、さらに文句を言っていたのですから本当にあきれます。そんな人のことなど忘れて、やさしい家族と穏やかに過ごすことで、心の傷を癒して素敵なパートナーと出会ってほしいですね。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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