おならが我慢できない!
更年期に差しかかった時期に、月曜日は何も食べないという「月曜断食」を始めた私は食生活が変わり、腸内環境が改善されたようで快眠快便の日々を過ごしていました。
しかし月曜断食を始めて2年半ほどたち、53歳になり完全に閉経してから、おなかの張りを感じることが増えたのです。
また、おならの前兆を感じることなく、思いがけず出てしまうことも多くなりました。思わず出てしまうおならは我慢のしようがなく、ひそかに悩んでいたのです。
食生活が変わらないのに便秘になる理由
月曜断食を始めたときから朝はフルーツとヨーグルト、昼は野菜とたんぱく質を含んだ煮物や炒め物などのおかずだけ、夜は野菜だけの食生活を続けていました。その結果、過敏性腸症候群の傾向があった私が、回数も便の状態も劇的に改善されたのです。
月曜断食によってダイエットを成功させ、目標体重を達成してからは昼に炭水化物をとる機会が増えたものの、食生活は大きく変えていません。しかし、炭水化物も雑穀米や全粒粉のパンやパスタを選んでいるのに排便回数が減り、便秘気味だと感じるようになったのです。
気になって調べたところ、加齢による肛門括約筋や骨盤底筋の衰えに加え、更年期によって女性ホルモンが減少することで胃腸の機能が低下することがわかりました。大腸の働きが悪くなったことでおなかが張り、おならが出やすくなっていたのです。
おなかの張りを解消するセルフケアを実践!
おなかが張ってガスだまりの状態が続くと、おならも出やすくなってしまいます。そこでおなかの張りを解消する方法を、探してみることにしました。
仕事柄デスクワークが多いのですが長時間、同じ姿勢でいることで腸が圧迫されると大腸の蠕動(ぜんどう)運動が悪くなり、ガスがたまりやすくなってしまいます。
そこで1時間ごとに立ち上がったり、椅子に座ったままかかとの上げ下げ運動をしたりして、腸を刺激するよう意識しました。
月曜断食を始めてから、食物繊維が豊富なサラダから食べる習慣は続けていましたが、合わせて発酵食品やオリゴ糖を意識して摂取するよう心がけたのです。
さらに食事の際に空気を飲み込まないように、ひと口につき30回かみました。
まとめ
同じ姿勢を続けない、食べ物や食べ方に気を付けるなどのセルフケアに加え、更年期対策としておこなっている運動のおかげもあってか、一時よりはおならの回数が減ったように思います。人前でおならをしてしまうリスクを避けるためにも、今後もこの生活習慣を続けていくつもりです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:サトウ ユカコ/50代女性。広告制作プロダクションで、プランナーやディレクター、ライターを兼務。双子を含めた4人の子どもがいる。小学校教諭、幼稚園教諭の資格を持っている。
イラスト/かたくりこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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