共働きなのに、夫は家事を一切せずすべて私まかせ。結婚後、「ほこりが落ちてるぞ!」「スクランブルエッグが固すぎる!」「風呂の温度が熱すぎる」「お前それでも女なわけ!?」と文句ばかり言うようになりました。
夫に一矢報いることに!
手伝ってほしいとお願いしても、「男は家事なんてしないんだよ。俺の母さんも、友だちの奥さんも、みんな家事は女がやってるぞ」と一蹴されました。この状況に耐えかねた私は、夫に一矢報いる決心をしました。
ある朝、「スクランブルエッグが固い! お前は家事が中途半端なんだよ! ちゃんとやれって言ってるだろ!」と文句を言ってきた夫に対して、「ごめんね、明日から完璧にやるから」と一見素直に応じることにしました。夫はその返事に満足した様子。
「完璧」を追求した結果
その夜、私は夫が帰宅するや否や、「ホコリを落とすので、まずは玄関でスーツのホコリ取りをさせてもらいます」と言い、続けて「完璧な状態で食べてもらいたいので、今すぐこの瞬間に食べてください!」と言って夕食を出しました。
夫が食事中、私は掃除機をかけ始めます。やめてくれと言う夫に私は「私ひとりで、毎日家じゅうホコリひとつない状態にするには、今から2時間は掃除しないといけないから」と言って、食事もせずに掃除をし続けました。
さらに、「あ、パジャマにしわが! 今すぐアイロンをかけるので脱いでください!」などと徹底的な完璧主義を押し付けました。
夫は圧倒され、「反省してるよ! 調子に乗っててほんとごめん!」「家事します!ちゃんとしますから許して!」と完全に折れた様子です。
反省した夫はその後…
この一件で反省した夫は、少しずつ家事をするようになり、私たちの関係は以前よりも良好になりました。どうやら、私に強く発言することで、自分のほうが立場が上だと感じたかったのだそう。仕事で忙しかったのもあり、私にストレスをぶつけてしまっていたと反省していました。
家事を分担したことで、コミュニケーションをとる時間が増え、お互いを尊重し合うようになりました。そして数カ月後、私の妊娠が判明! 夫は涙を浮かべながら喜び、「これからは3人で支え合っていこう」と約束してくれました。夫婦の絆が一層深まり、これから赤ちゃんを迎えた生活に、私たちは心から期待と喜びを感じています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。