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「給料の減ったおばさんは不要」会社の新入社員と不倫し私を捨てた夫。しかし実際は給料爆増で…!?

私はとある企業で働いている30代。1歳年上の夫も同じ会社に勤めていています。ケンカをすることもありますが、2人で話し合いをしながらこれからもいい夫婦でいられると思っていたのですが……。

異動を夫に報告すると…

ある日いつものように会社に行くと、上司から「ちょっと時間ある?」と呼び出されました。指定された会議室に行くと、本社から郊外の支店への異動を告げられたのです! 「私、何かやらかしてしまった?」と心配になったのですが、話を聞くとキャリアにとって前向きな異動のよう。私は、ほっと一安心してその話を受けることにしたのです。

 

帰宅後、さっそく夫に報告すると、彼は即座に「郊外の支店に行くなんて左遷じゃん! 表向きはいいように言ってるだけだよ」と嘲笑。続けて、「当然、給料も減るんだよな? 最悪だ」と言い放ちました。

 

しかし、私の給料は今までと変わりません。それを言おうとしましたが、夫は「俺、明日早いからもう寝る」と寝室に行ってしましい……。

 

その翌日から夫は、「俺のほうが稼いでいる」が口癖になり、家事を頼んでも「給料が少ないお前がやれ。それが平等だ」と拒否。元々夫は損得勘定やコスパで物事を判断する傾向がありましたが、「自分のほうが稼いでいる」という勘違いがそれを助長させてしまったよう。

 

異動になったことで私も仕事が忙しくなり、夫とまともに話ができない日々が続きました。

 

夫から突然の離婚宣言

それから4カ月後のある日の休日、夫はいきなり私をカフェに呼び出しました。彼の隣にはなぜか、新卒でわが社に入ってきたばかりの女性社員・A子が。「何の話なの?」と聞くと、夫は衝撃的なことを言い出したのです。

 

「俺はこの子と再婚することにするから、離婚してほしい。お前はもうおばさんだし、左遷で給料も減ったからもういらない。離婚届に俺の名前は書いたから、さっさと記入してくれ」

 

私が「それって、不倫していたってことだよね? あなたのことを信じていたのにひどい」と言うと、A子は満面の笑みで「不倫されるほうにも問題があるのでは?」と言い返してきました。

 

私はイラッとしながらも、ひとまず冷静に離婚届を受け取ることに。そして2人は「これからデートの予定だから」と言って、カフェから出て行ってしまいました。

 

その日夫は家に帰ってこず、私は「こんな人と一緒にいても不幸なだけ」と離婚を決意。翌日、離婚届を役所に提出し、実家に戻ったのでした。

 

異動の本当の理由とは

1カ月後、私は仕事の用事で久しぶりに本社へ。そこで偶然、元夫とA子に再会します。彼らは私の顔を見るなりコソコソ話をし……。「私に何か用でも?」と聞くと、「何のために本社に来たんだよ」と返されたため、私は堂々と言ってやりました。

 

「新規プロジェクトの会議のためだけど。それに私、本社に戻ってくるから」

 

「どういうこと?」とポカンとする元夫とA子。

 

「新規プロジェクトに参加するにあたり、郊外の支店の現状を把握するため一時的に異動しただけだったの。それに、今後給料も相当増えるから」

 

「何だよそれは!! 俺が離婚した意味は!!」と元夫はパニックになっている様子。A子が「離婚したのは私のことが好きだからでしょ?」と聞きますが、彼は信じられない言葉を放ちます。

 

「給料の減った年増の女より、若い女のほうが一緒にいて得だと思ったからだよ。ただ、給料が相当増えるなら話は別だ!」

 

結局元夫は、「どうしたら自分が得をするか」しか考えていないよう。私は空いた口が塞がらず、「この人と離婚してよかった」と心底思ったのでした。

 

A子が予想外の行動に

その後、元夫にブチギレたA子は彼と別れたよう。さらに元夫の評価を落とすため、社内の人々に、元夫と不倫関係にあり、それが原因で元夫と私は離婚したことを暴露。私は情けをかけて会社には不倫を報告せずにいたのですが、まさかの展開でした。

 

最終的にA子は転職し、元夫は社内の風紀を乱したとして地方の支店に異動。これこそが本当の左遷です。私の元には元夫から、「会社の人々から色眼鏡で見られるのがキツい。よりを戻したい」との連絡がきましたが、きっとこれは、私ともう一度夫婦になればお金の心配をせずに会社を辞めて専業主夫になれるからでしょう。当然、「無理。もう連絡してこないで」と返信し、彼の連絡先をブロックしたのでした。

 

一方、私には友人の紹介で出会った男性と新しい恋の予感が。相手がどのような人なのか慎重に見極めながら、素敵な関係を構築していきたいです!

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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