長女の出産後、初めての赤ちゃんでわからないことだらけだったわたし。おなかがいっぱいならすやすや寝てくれるものだと思っていたら、昼間はずっと寝ていて夜は起きて泣いている……という予想外の事態に。夜眠れず、疲労困憊になってしまった体験談です。
昼夜逆転の赤ちゃん
悪夢は産後すぐ、入院時からスタートしました。昼間はおとなしくすやすや寝ていて、こっちが心配になるくらいぐっすり眠っている赤ちゃんが、夜になると目がパッチリ。全然寝てくれず、いくらおっぱいをあげても、ミルクをあげても、おむつを替えても、抱っこしても、寝てくれないのです。
しかも、布団に降ろすと泣いてしまいます。入院時は大部屋で母子同室だったため、周りのママや赤ちゃんに迷惑をかけないよう、夜中はずっと抱っこしているしかありませんでした。
退院後はもっとエスカレート
初めての赤ちゃんで「自分でなんとかしなきゃ! ママになったんだから!」と気を張っていたこともあり、眠れないままなかなか助産師さんにも頼れずボロボロに。最終的には夜中に助産師さんを呼び出し、泣きながら赤ちゃんを託しました。
退院後は、里帰りしていたので母がいろいろと手伝ってくれていたのですが、昼間は本当によく寝ていて手がかからない子。しかし、夜22時くらいから覚醒し、なかなか寝ない・抱っこから降ろすと泣く……の毎日。こちらの焦りや疲労が赤ちゃんに伝わったのか、それはエスカレートしていき、しまいには抱っこしていても泣くようになってしまいました。
生後3カ月くらいで落ち着いた
見かねた母が、夜中の抱っこを代わってくれたことも何度かありました。母に赤ちゃんを託したとたん、電池が切れたようにその場に倒れ込んで寝てしまったことも……。
その後1カ月が経ち、わが家に戻ったのですが、少しずつ昼間に外に出るようになり、それとともに昼間は起きて夜は寝る、というリズムがついていきました。しっかりリズムが整ったのは、生後3カ月くらいでした。
諸説ありますが、生まれてから昼夜逆転状態の赤ちゃんも、実は少なくないそう。「夜泣きも永遠に続くわけではない!」と思い、家族でなんとか乗り切ることができました。