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夫の幼なじみから「あなたの旦那と愛し合ってるの♡」とマウント連絡。私「うん、知ってた」勝ち誇る彼女の惨めな末路

一方的に私のことを嫌い、なにかにつけて夫の幼なじみと私のことを比較してきた義母。私も黙って泣いている性格ではないので、毎回言い返していました。もともと気の弱い夫は、私を守ろうともしてくれません。そんなある日、私と義母のいさかいを聞きつけたらしい夫の幼なじみが、直接私に連絡してきたのです……。

「やっぱり結婚は同じレベルの家柄の人じゃないと……あなたみたいな庶民じゃなくて、彼女に嫁に来てもらえばよかった!」と言って、夫の幼なじみを持ち上げる義母。私も「素晴らしい家柄の方々なら、人を見下すような物言いはしないと思いますが?むしろ、そういう発言こそ育ちを疑われますよ」と応戦。間に挟まれた夫はおろおろするばかり。

 

そんなある日、「おばさんから聞いてるよ~!なんか、『私のほうが嫁だったらいいのに~』とか言ってるんだってね?」「こんなの嫁としてはいい気分しないよねぇ。本当にごめんね~!」と、夫の幼なじみから電話がかかってきて……?

 

 

家族同然の幼なじみからのマウント

いきなり謝罪してくれた幼なじみ。私の警戒心が薄くなったのは束の間で、彼女は「まぁでも実際、私のほうがいい嫁になると思うけど!」「お互いに実家も太くて、家柄もつりあってるし!」と続けました。

 

思わず「はい?」と言うと、「冗談だよ~!おばさんも悪気はないと思うから許してくれる?」「小さいころからの幼なじみだから、もはや家族っていうか!」と彼女。

 

「……『家族』なら、もしものときは家族として計算していいですか?」「まだ先のことだろうけど、お義父さんやお義母さんの介護とか……家族としてみんなで支え合いましょうね!」と私が言うと、「は、はぁ!?何言ってるの!?」「介護なんて、嫁の仕事でしょうが!」と彼女は悲鳴じみた声を上げていました。

 

「そうですね、私が戸籍上のれっきとした『妻』であり、彼の『家族』ですからね」「しっかりそのあたりの線引きができているなら、妻である私の前で『いい嫁になれる』とか言わないでもらえますか?」とはっきりした声で言った私。

 

「な、なんなのよ、あんた!嫁だからって調子にのらないで!」「あんたなんてたまたま彼と結婚できただけ!それだけで偉そうにしやがって!」「私のほうが彼とお似合いなんだから!彼も私と結婚すればよかったって言ってるし!私に夢中なんだから!!」

と勝ち誇ったように言った彼女はさらに続けました。

 

「ふふ……ごめんなさいね♡あなたの旦那と私、愛し合ってるの♡」

「ただの幼なじみのつもりが、なんかいつの間にかそういう流れになっちゃって♡」

「はい、知ってました!」

「だって……」

 

 

幼なじみと夫の末路

私は続けて言いました。

 

「浮気の証拠、全部そろってるので」「離婚してほしいってことですよね?じゃあ、慰謝料は素直に支払ってくださいね!」

 

すると、「ちょ、ちょっと待ってよ!なに言ってるの!?」「そんな急に、慰謝料なんて……」と勢いをなくしてしまった彼女。

 

「堂々と浮気暴露しておいて、なに驚いてるんですか?」「既婚者と浮気した、そして自ら暴露したんだもの……慰謝料支払うから早く別れろ、ってことですよね?」「でもまさか自分から浮気を暴露するなんて……あくまでも『幼なじみ』マウントを取ってくるだけかと思ってたのに」

 

そう言うと、「そ、それは先にあんたが私にマウントを取ってきたからで……嫁だからって私に偉そうにしてきて、それで、つい思わず、言っちゃっただけで……」とだんだんと彼女の声が小さくなっていきました。

 

「まさかそんなちっぽけなプライドのために暴露しちゃったんですか!?」と言うと、「う、うるさい!なんなのよ、さっきから!」「なんで浮気されたって知って泣かないのよ!泣いて怒りなさいよ!」と逆ギレする彼女。しかし、私は泣きも喚きも、怒りもしません。呆れはしていますが。

 

「あなたたちの不適切な関係はとっくに気づいてたわ」「だから着々と離婚の準備を進めてたし、暴露してくれなくても浮気の証拠は揃ってたってわけ」「弁護士さんにも相談して、あなたには300万の慰謝料を、夫には500万の慰謝料と財産分与を請求する予定ですから」

 

「え……ちょっと待ってよ!」「私、そんなに払えない!300万とか無理だから!」「そんなつもりで、今彼とのことをバラしたわけじゃないの……!」と、彼女は声を震わせていました。

 

「今後の話し合いは弁護士さんを通じて行います」「夫に離婚を切り出す手間を省かせてくれてありがとう」「私への慰謝料支払いのためにがんばってくださいね!」と言って、私はやり取りを終えました。

 

その後――。

 

 

興信所の調査により、義母が夫の浮気を幇助していたことも発覚。証拠も上がっているので、私は義母へも慰謝料を請求しました。

 

最初のうちは「愛し合ってる2人の邪魔をするなんて!」「今すぐに離婚しなさい!」と言っていた義母ですが、慰謝料の話になると真っ青に。義実家のお財布は厳しい義父がにぎっているので、「お父さんにバレるじゃない……!一度話し合いましょう!」と震えながら言ってきました。もちろん応じるつもりはありませんでしたが。

 

弁護士さんの尽力もあり、私と夫は離婚。騒動は思いのほか地元に広まってしまい、元夫とその幼なじみは入籍することなく別れてしまったそう。そして、元義母が元夫の浮気を応援してたことを知った元義父は激怒。「そんな倫理観に欠ける人だとは思わなかった」と、こちらも離婚の話が出ていると聞いています。

 

私はというと、離婚後は実家で暮らすことに。久々の実家暮らしは気恥ずかしさがありますが、やっぱり落ち着きます。とくに、母と買い物やおしゃべりを楽しんでいます。今度、両親を連れて1泊2日の温泉旅行に出かけることにしたので、今はその日を楽しみにしながら、自分の時間を満喫しています。

 

【取材時期:2024年12月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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