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私と別れたい夫「お前の浮気現場は押さえた!」→しかし、私が密会していた男性の正体を知って絶望…♡青ざめ展開に!

私は30代半ばの兼業主婦。結婚3年目でまだ子どもはいません。義母からは会うたびに「孫はまだ?」と聞かれるようになり、そろそろ子どもについて真剣に考えないと……とは思っています。

しかし、このところ夫は帰りが遅く、夫婦の会話がほとんどない状態。態度も冷たくなっているような気がして……。

 

最近の夫は、帰宅時間を聞いただけであからさまに不機嫌になり「結婚して3年も経てば、それくらいわかるだろ?」なんて言ってきます。

 

私が夫の帰宅に合わせて食事の準備をしようとするのは、夫いわく「頼んでないのに勝手にやっていること」のようで……。

 

しかも、今までは無頓着だった私の美容についても文句を言うようになり、手抜きし過ぎだからもっときれいにしたほうがいいと笑われてしまいました。おまけに、刺激が足りないのではないかと言って、レンタル彼氏の利用まで勧めてきたのです。これには、何か裏がありそう……。

 

 

一本の電話で事態は動き始めて…?

夫の変化に戸惑いながら過ごしていたある日のこと。クリーニングに出すため、夫のスーツのポケットチェックをしていたところ、女性ブランドの領収書を見つけました。

 

金額は、なんと10万円!
さすがに黙っていられずに夫を問い詰めると、取引先の人に買ったとのこと。しかも、個人的なプレゼントで、経費では落ちないと言います。私にはそんなもの買ってくれたことないのに……そうつぶやくと、俺に冷たくされたくなかったら自分の外見をどうにかしろと言い返されてしまいました。

 

夫は浮気している……私はそう確信しましたが、相手に心当たりがありません。一体どうすればいいのかと考えていたところ、一本の電話がかかってきたのです。

 

直感的に出たほうが良い気がして、電話に出てみると相手は聞き覚えのない名前を名乗りました。しかし、話を聞いてみると、思いがけない人物からの電話だったのです。

 

「一度、お会いして詳しいお話を聞いてもいいですか?」
私はそう伝えて、さっそく週末に電話の相手と会う約束を取り付けました。

 

 

私が浮気している証拠写真!?

1週間後ーー。
仕事から帰ると、珍しく先に帰宅していた夫が私にこう言ってきました。

 

「お前の浮気現場は押さえた!」
「写真があるから覚悟しとけよ」

夫が何のことを言っているのか、すぐに理解した私。

 

「その人、誰だと思う?」
私の返答が予想外だったのか、夫は動揺しています。

 

「え?」
そこで、私が会っていたのは夫の不倫相手の旦那さんで、数日前に私に連絡があり、直接会って話を聞いたということを教えてあげました。

 

なんと夫は、浮気どころかW不倫をしていたのです。夫の不倫相手の旦那さんのほうが私よりも先に2人の関係に気づいていて、探偵や弁護士を雇って証拠集めと慰謝料請求の手続きを進めていました。

 

私はそれらの情報を共有してもらうため、先日会うことになったのです。手元にある証拠の一部を見せながら私が説明すると、夫は急にオロオロし始めました。

 

本当はもっとちゃんとした場を設けるつもりでしたが、こうなったら早いほうがいいと思い、私はその場で夫の不倫相手の旦那さんに電話をかけて、スピーカーで夫と話してもらうことにしました。

 

 

大きすぎた不倫の代償

「ちょっと魔が差しただけで……許してください……」
夫は本気ではなかったなどと言いながら、半ベソ状態。夫の不倫相手の旦那さんは、海外を飛び回るエリート商社マンで、住んでいるのはタワマンの上層階、高級車も所有しています。

 

あろうことか、夫は旦那さんが不在の間、タワマンを自分の家のように使い、高級車を乗り回していたのです。旦那さんは、夫に慰謝料とは別に買取りも要求しました。

 

あのときの電話の要件は、私が夫と別れる気がないのなら、金銭的な負担が大きくなるだろうと、事前に私に相談するため。すでに私は離婚を決意していたので、好きなだけ搾り取ってくださいと伝えていました。

 

さすがに夫も、自分が支払えない金額であることは理解しているようで、継続して話し合いをするということで話は一旦終了。電話を切った後、私は夫に離婚を言い渡し、記入済みの離婚届を突きつけて、実家に戻りました。

 

その後、私と夫の離婚は無事に成立。夫の不倫相手と旦那さん夫婦も離婚となりました。元夫はかなりゴネていましたが、私は無事に慰謝料も勝ち取りました。

 

タワマンと高級車は売却することになったようですが、購入金額との差額分は夫と不倫相手で補填するらしく、2人は多額の借金を背負うことになったと元義両親から聞きました。

 

しかし、いざ支払いが始まると、これまで散々遊んで暮らしてきた不倫相手は、今さら真面目に働けないと言い出し、ほとんど元夫がひとりで支払うことになりそうなのだとか……。

 

元夫からは何度も復縁したいと連絡がありましたが、やり直すなんてまっぴらごめんです。これから私は、自分のためにお金と時間を使って、楽しく生きていこうと思います。

 

◇ ◇ ◇

 

自分のことを棚に上げて、妻の不倫を疑い、証拠写真まで用意して責め立てるとは……。あきれてしまいますね。一方、夫の不倫相手の旦那さんは、妻に裏切られて自分の家と車を使いまわされ、相当気分が悪かったはずが、相手の家族のことまで考えてくれていました。夫には彼の大人な対応を見習い、今までの自分の言動がいかに愚かなものだったのか、しっかり見つめなおしてほしいですね。

 

 

【取材時期:2025年3月】

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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