ストレスが溜まっているからなのか、あるいはホルモンバランスの乱れなのか……重い生理が立て続けにきてしまい、まる子さんは体の不調と格闘しながら家事や用事をこなしています。義母はそんなことお構いなしで、いつものようにこまかい要求が続き、まる子さんのストレスは溜まる一方……。こういったストレスが、生理周期に影響しているのかも……と考えながら、まる子さんは今日も義母に振り回されるのでした。
外出の補助って難しい……
午前中の予定を無事にこなし、あとは義母をかかりつけの内科に連れて行くだけ。どこに行くにも荷物が多いため、一旦車に荷物を置きに行くことにしたのですが……。
義母の様子を確認しようと、一瞬だけ振り返ると……。そこにはよろける義母の姿が。
慌てて手を伸ばしますが、間に合わず……。
義母は転がるようにゆっくりと転倒してしまったのでした。
会話も問題なくできていて、目立ったけがもなさそうですが、内科の受診はとりやめて部屋で様子を見ることに。
義母いわく、スリッパがうまく脱げなくて、足を振っているうちによろけてしまったそう。
家の中ということもあり手すりを持っていなかったため、そのまま転倒してしまったようでした。
私も油断していたところがあったので、十分に気をつけようと思います。あぁ……怖かった!
重い生理が立て続けにきて、どうなることかと思っていましたが、とりあえず何事もなく買いものやケアマネさんの定期訪問を終えました。あとは、午後から義母をかかりつけの内科へ連れて行けば、今日の予定はすべて完了。というわけで、内科へ行く準備を整えて、義母が歩行器で玄関まで来る間に車へ荷物を置きに行くことに。途中、一瞬だけ様子を確認するために振り返ると、そこにはよろける義母の姿が……!
危ない! と思い、慌てて手を伸ばしましたが、間に合わず……。義母は、ゆっくりと転がるように洗面所のドアに頭をぶつけて転倒してしまいました。義母いわく、スリッパがうまく脱げなかったので、足を振って脱ごうとしていたらよろけてしまい、そのまま転倒したということでした……。
玄関には手すりがありますが、家の中だとそこまで注意深くなっていないため、どこにもつかまらずに足を振っていたのだと思います。頭を打っていましたが、コブもなく会話も普通にできるので、とりあえず内科の受診は見送り、部屋で様子見。ちょっと近所まで出かけるだけでも、相当な荷物を持って行く義母。車まで手を引くために、荷物を先に置きに行くのは必須です。でも、そうすると目を離さないといけない……。怖いけれど、今のやり方を維持するしか策はありません。外出の補助が難しいと、改めて考えさせられました。
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自宅なら慣れているから大丈夫だと思いがちですが、油断大敵です。今回はゆっくり転倒したこともあり、大きなけがにはつながらなかったようで本当によかったです。もしものときに備えて、日ごろから通路にはものを置かないようにしたり、手すりを使ってもらうよう心がけたり、できることは早めにしておくと安心ですね。
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