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結婚式でエリート夫を自慢する元カノ→サプライズスピーチで元カノの悪事が暴露され…修羅場に

ある日、スマホが鳴って画面を見ると、かつての恋人だった女性の名前が表示されていました。彼女の浮気が原因で別れていた僕たち。「一体、何の用事だろう」と胸がざわつく中、電話に出ると開口一番「結婚式の招待状、届いた?」という言葉が。元カノは、自身の結婚式に僕を招待したいと言い始めて……。

元カノから届いた結婚式の招待状

突然、元カノから電話がかかってきて「結婚式の招待状を送ったの。そろそろ届いているはずだから、必ず参加してね」と言われた僕。郵便物を確認すると、たしかに結婚式の招待状が。電話の向こうでは彼女が「夫になる人は大手企業勤務のイケメンなの」と嬉々として語ります。当たり前のように出席を求めてくる元カノですが、僕たちが別れたのは、元カノの浮気が原因。大手企業勤め、イケメン……ということを自慢したくて連絡してきたのでしょうが、僕からすると彼女の言動は理解できませんでした。

 

僕が結婚式に参加した理由

そして元カノの結婚式当日。僕は披露宴会場にいました。そう、元カノの結婚式に参加することにしたのです。隣の席に座っていた友人からは「ちゃんと参加するなんて……お前本当にいいヤツだな」「浮気されたのに悔しくないのか?」と言われましたが、僕としては出席したい理由がありました。それは……。

 

会場にサプライズゲストとして登場した、今注目を集めている女性ボーカリストの存在です。アコースティックギターを手に曲を披露した彼女は、拍手喝さいを浴びたあと、僕の元へ。僕は彼女の音楽プロデュースを手掛けている……だけでなく、世間にも公表していますが結婚を前提に交際している仲なのです。彼女が元カノの結婚式に呼ばれたということで、僕もこうして式に参加することにしたのでした。

 

そのため「浮気されたのに悔しくないのか?」という友人の言葉には、「まったく悔しくない」というのが本音。友人も「そりゃ何も悔しくないわけだ!」と笑っていました。

 

元カノの数々の悪事が暴露

その後、新婦の友人代表スピーチが始まりました。女性3人がマイクの前に立つと、新婦である元カノは動揺した表情に。これは新郎側に依頼し、元カノには完全サプライズにしたスピーチだったのです。

 

そこで女性たちから語られたのは……祝福の言葉ではありませんでした。彼女たちは、過去に元カノから受けた裏切りや、傷つけられたエピソードを語り始めたのです。

 

「初めてできた私の彼氏を紹介したら……気づいたら彼が●●(新婦)と付き合っていたんです。●●は魅力的だから彼が心移りしちゃったのかな?」

 

「私が仕事で企画したものとまったく同じ内容の企画が社内コンペで賞をもらったことがありました。私の企画については、●●(新婦)にしか相談をしていなくて……。当時交際していた彼氏からは、『●●ちゃんの企画をマネするなんて』と言われ、振られてしまいました。仕事も彼氏も、大切なものは●●の元へ行ってしまって……」

 

大学の同級生、職場の同僚、幼いころからの友人からの大暴露。元カノの本性が暴かれていく中、式場内は騒然となりました。元カノの隣に座る新郎の顔は青ざめていて、当然ですが、元カノがこれまでしてきたことは知らなかったのでしょう。

 

そんな中、元カノはスピーチを遮るように「スピーチはもういいから、次に進んで!」と大声を張り上げ、僕の彼女に「ねえ、もう1曲歌ってよ」と駆け寄ってきました。すると、彼女は毅然とした態度で問いかけました。「あなたが彼(僕)を傷つけたこと、忘れていませんか?」と。そして、僕と元カノが、元カノの浮気で別れたことも、彼女の口から明かされたのです。

 

さらに、僕が今は音楽プロデューサーとして成功していることも彼女の口から語られると、元カノは「はぁ!? 年収が伸びないから浮気して別れたのに、稼いでるなんて聞いてないわ!」と大声で心の声を漏らし、会場の空気は最悪の状態に……。

 

新郎の両親、新婦の両親、参列者──誰もがその言動に呆れ、最終的には、新郎から「結婚式が終わったら話を聞く」とまで言われ、修羅場すぎる結婚式となったのでした。

 

僕たちの未来は

その後、噂によると元カノたちは離婚。両親からも勘当されてしまったようです。元カノが今はどこで何をしているのか、僕にはわかりません。

 

僕は彼女や仲間たちと仕事にまい進しながら有意義な時間を過ごしています。新しい楽曲の制作も順調で、彼女の歌声と僕の音楽が多くの人に届いていることがうれしいと感じる日々です。

 

あの結婚式の日、彼女が真実を語ってくれたこと。それが僕にとって、過去を越える大きな一歩になりました。そして今、僕の隣には、誰よりも信じられる存在がいます。幸せとは何か。その答えを見つけることができた気がします。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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