年配女性にかけられた言葉
周囲のお客さんからの冷たい視線を感じた私は、焦ってしまい、抱っこして外に出るしかないなと思っていました。そんな外へ出ようとしたときのことです。
後ろの席の年配の女性から「ちょっとあなた」と声をかけられました。
「あー、もっと早く外に出ればよかった。迷惑だと怒られるんだ」と心のなかで思い、覚悟した私。
けれども女性がかけてくれたのは私の予想とまったく反対の言葉でした。
「子どもが泣くのは仕方ないわよ」
私は思わず涙が出そうになりました。改めて、子どもが騒いでしまって食事の邪魔をしてしまったことに申し訳ないと感じると同時に、少し心が救われたような気持ちになりました。その後、女性と話しているうちに泣き止んだ娘。私は無事に落ち着いて食事をとることができました。
この出来事で、リフレッシュのはずの外食が、子連れの場合は一歩間違えるとストレスにもなると学んだ私。以降、子連れで外食をするときは、ぐずり対策として、おもちゃやおやつを持参し、席に着くタイミングを考えるなど、事前の準備を入念にするようになりました。そうすることで、親子ともに安心して食事を楽しめるように。
また、あのとき声をかけてくれた女性のように、困っているママやパパにさりげなく手を差し伸べられるような大人でありたいとも思いました。
著者:山岸菜々/30代女性/2人の子どもと夫の4人暮らしのママ。最近の趣味は編み物をすること。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
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