「かさまし」に手間はかけない
食費節約のために“かさまし”するとき、絶対に手間は増やさないと決めている私(笑)。
性格的にズボラなのもあるのですが、頑張りすぎると続かないというのが大きな理由です。
かさましに命をかけすぎると、家事の負担が増えて辛くなるのは目に見えています。「手間を増やして食費を減らす」というやり方は、細く長くは続きません。
「簡単にかさまし」できるおすすめの食材3選
いつものおかずをボリュームアップするには、手ごろでそのまま足せる食材が一番!私がかさましによく使う定番食材は、次の3つです。
おすすめ①えのき
えのきはとっても万能で!物価高になっても、いまだに100円程度で買える家計の味方です。栄養もたっぷり、主菜・副菜どちらもかさましにも使えます。
細かく刻めば、ハンバーグやき込みごはんの具にぴったり。混ぜるだけでボリューミーになります。しかも、刻むとどの食材にもなじむので、違和感なくかさましできますよ♪
ちょっと意外かもしれませんが、ミートソースとも相性がいいです。刻んで入れるとえのきの存在が消えて、家族にバレることなく量を増やせます(笑)。
おすすめ②木綿豆腐
かさましの定番食材に君臨している豆腐ですが、手軽にボリュームアップするなら断然「木綿」推し!
絹よりも水切りがラクなうえに、ずっしりしていて食感もかため。かさましに入れても崩れにくいので、炒めものにも使えます。
豚キムチなどの炒めものに、木綿豆腐を1丁入れるだけでもボリュームは段違い!豚肉と卵と一緒に炒め合わせるだけで、主役級のおかずができあがります。
ステーキや揚げ出しにすれば、木綿豆腐“だけ”でも大満足の副菜の完成!食費を抑えながらお腹満たすには、木綿豆腐がイチオシです♪
おすすめ③乾燥わかめ
野菜の高値が続く今、乾燥わかめはつねにストックしてあります。毎日の味噌汁は、油揚げとわかめが定番。調味料を変えれば、味噌汁から中華スープも作れちゃう優れものです。
炊き込みごはんにもできるし、サラダや和え物のかさまし要員にもなってくれるので、なくなると不安になるくらい重宝しています。
最近は、戻したわかめで作る「ゴマ油炒め」にはまってます。卵も合わせて炒めると、ごはんが進むおかずになるのでおすすめです!
かさましのハードルは低く!
食費節約を長く続けるには、手間をとことん減らすこと。かさまし料理を作るうえでも、このルールはとても大事です。
面倒なことは省いて、簡単に作れる節約料理を取り入れると、厳しい物価高はうまく乗り切れますよ。できそうな“かさまし”があれば、ぜひ試してみてください。