結婚記念日当日、仕事が長引いてしまい、レストランの予約時間の30分前に退勤し会社を出ました。急いで花屋に寄って花束を受け取り、レストランへ。妻は先に予約した席に座っており、ギリギリでしたがなんとか間に合いました。そして、座って待っていた妻に声をかけ、花束を渡そうと思ったときです。妻がバッグから出した小さな箱を差し出し「これ、あなたに」とひと言。
驚きながらもまず箱を開けると、中には僕が欲しいと言っていた腕時計が。そして「実は、私もサプライズを考えていたの」と妻は笑顔で言いました。まさか妻がサプライズでプレゼントを用意してくれているとは思っておらず、僕はびっくりして固まってしまいました。
そして妻に話を聞くと、なんと今日のこのお店は、妻も結婚記念日に予約をしようとしていたのだそう。お互い、結婚記念日に同じお店を予約しようと考えていたり、サプライズプレゼントを用意していたり……。レストランのスタッフの方には「ここまで息が合うご夫婦も珍しいですね」と言われましたが、「夫婦は似たもの同士」なのかもなと実感した出来事でした。
サプライズは準備するほうも楽しいですが、される側もうれしいのだと感じました。以降、僕たちの記念日は、お互いに少しでもサプライズを仕掛け合うことが恒例になっています。
著者:佐藤翔太/30代男性・会社員。仕事が忙しくなりがちですが、妻との時間を大切にするよう心がけています。
作画:おはな
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
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