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「清掃員なんて恥」職業差別をする婚約者家族の末路。義兄に秘密がバレ「土下座するから!」

私は清掃員として働いています。数カ月前、大好きな姉が付き合っていた彼氏と婚約したのですが、その彼の妹がすこし困った人で……。 

私の仕事をバカにするA子

小さいころから仲良しの姉と私は、実家を出てからも2人で暮らしていました。姉は看護師で、学生時代から交際している2歳年上の彼と婚約。義兄になる彼はお医者さんで、2人は私の憧れのカップルです。

 

ところが厄介な人物が……。それは、彼の妹のA子です。最初は感じのよかった彼女ですが、私が清掃会社で働いているということを知って態度が豹変。「清掃員が身内になるなんて恥ずかしい!」「お医者様の義妹が清掃員なんて恥だわ」などと言ってきたのです。

 

このA子の暴言には、温厚な姉もブチギレ。

 

「ハッキリ言わせてもらいます。私の妹をバカにするなんてあり得ない。それに、清掃員だって立派な仕事ですよ」

 

それ以来、A子は静かになりました。しかし、姉の結婚式当日に事件が勃発します。

 

私を待ち受けるA子と母親

結婚式当日、式場の入り口でA子とその母親が私を待ち受けていました。そして、式場に入ろうとする私に言いがかりをつけてきたのです。

 

「エリート医師の結婚式だってわかってる?」

 

「清掃員だなんて、うちの優秀な息子の結婚式にふさわしくない! とっとと帰りなさいよ!」

 

今まで、姉と義兄のために我慢してきた私でしたが、さすがに耐えられませんでした。しかし、反論しようとした瞬間、義兄と姉が現れたのです。

 

彼は怒りに満ちた表情で、母と妹を厳しくしかりつけました。

 

「失礼にもほどがある! 職業で人を差別するなんて信じられない!」

 

不貞腐れるA子と母親ですが、義兄は続けます。

 

「彼女が経営する清掃会社は、うちの病院を支えてくれているんだぞ! 患者さんもスタッフも、みんなが気持ちよく過ごせるのは彼女たちのお陰だ!」

 

実は、私は清掃会社の経営者。うちの会社は、年々利益を拡大しています。

 

A子と母親は「えっ、経営者なの!?」と驚愕。私は義兄の発言に感涙し、「ありがとう。私、この仕事が大好きですし、誇りを持っています」と宣言しました。

 

さらに、驚きの事実が義兄の口から語られます。

 

「人をバカにする前に、自分たちはどうなんだ? A子、お前は父さんの口座からお金を勝手に引き出して、ブランド物を買いあさっているだろう。母さんも、若いホストに貢いでいるよね? 俺と父さんが知らないとでも思っていたか? 2人とも、家族として恥ずかしいから、今日の式は欠席してくれ」

 

2人の末路は…

結局、結婚式はA子と母親なしでおこなわれました。その後、2人は父親に離縁・勘当されて家を追い出されてしまったそう。義兄と姉は、「妹さんに土下座するからしばらく泊めて!」と助けを求められたそうですが、「人間性を改めない限り無理」と一蹴したとのことです。

 

一方の私は、毎日元気に仕事に励んでいます。清掃は、人々の暮らしや健康を支える大切な仕事。これからも現場に出ながら、会社経営を一生懸命頑張りたいと思っています。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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