伝説の家政婦が伝授!野菜たっぷりの2品とは
今回挑戦したのは、NHK『きょうの料理』で伝説の家政婦・タサン志麻さんが紹介した「洋風トマト冷しゃぶ&野菜のコンソメスープ」。
何とこちら、同時進行で2品完成させられる魔法のようなレシピなんです!タサン志麻さんになった気分で、手際よく美味しい料理を作ってみたい方は必見ですよ。
タサン志麻さん「洋風トマト冷しゃぶ&野菜のコンソメスープ」のレシピ
材料(2人分)
【洋風トマト冷しゃぶ】
・豚肩ロース肉 (しゃぶしゃぶ用)…200g
・サニーレタス…1/2個
【トマトだれ】
・ミニトマト (縦半分に切る)…20個分
・たまねぎ (みじん切り)…1/4個分(50g)
・レモン汁…1/2個分
・オリーブ油…大さじ3
・塩…適量
・黒こしょう(粗びき) …適量
【野菜のコンソメスープ】
・じゃがいも (2cm角に切る)…1個分(150g)
・たまねぎ (2cm角に切る)…1/2個分(100g)
・ミックスビーンズ (ドライパック)…50g
・固形スープの素(洋風)…1個
・細ねぎ (小口切り)…適量
・塩…適量
・黒こしょう(粗びき)…適量
作り方①スープ用の湯を沸かす
水5カップ(1L・分量外)、【野菜のコンソメスープ】のじゃがいもとたまねぎを鍋に入れて中火にかけます。
作り方②トマトだれを作る
【トマトだれ】の材料を大きめのボウルに入れて、混ぜ合わせます。サニーレタスはちぎって、器に盛り付けておきましょう。
作り方③豚肉に火を通す
①のお湯が沸いたら火を止めて鍋にざるを重ね、豚肉を数枚ずつ入れます。スープの具材はそのままでOKです。肉がかたくならないよう、必ず火を止めてから入れましょう。
余熱で豚肉に火が通ったら、ざるのまま引き上げて湯切りをしてください。
豚肉をトマトだれに加えてざっと混ぜ、サニーレタスの上に盛り付けたら、洋風トマト冷しゃぶの完成です。
作り方④スープを仕上げる
茹で汁を、再度中火にかけます。沸騰したらアクを取り、ミックスビーンズとスープの素を入れてください。
野菜に火が通ったら、塩と黒こしょうで味を調えましょう。火を止めて細ねぎを加えたら器に盛り付け、野菜コンソメスープの完成です。
【実食】気付けば完成していたサラダとスープのお味は?
できあがり。スープ用のお湯で豚肉を茹でたことで、洗い物を減らせただけでなく、かなりの時間が節約できました。
実は私、ドライヤーで髪を乾かしながら歯磨きをするほどせっかちなんです。
ただし不器用なので、右手と左手の動きが上手く連動せず、ドライヤーで頭を殴ってしまうこともしばしば。
今回のレシピは難しい手順もないので、そんな私でも失敗なく時短を叶えることができましたよ。
まずは、洋風トマト冷しゃぶから。
タサン志麻さんの言うとおり【火を止めてから豚肉をお湯にくぐらせた】ことでしっとりやわらかく、歯の存在意義が揺らぎ始めます。
実は調理時に、1枚だけ沸騰したお湯でうっかり茹でてしまったんです。食べ進めていく中で、どれが茹で過ぎた豚肉かすぐに分かるほど違いが顕著でした。
そしてそんな豚肉に絡むのが、ミニトマトが贅沢にゴロゴロと入ったトマトだれ。
ミニトマトの甘酸っぱさやレモン汁のさっぱりとした酸味、たまねぎの食感の全てが絶妙に絡み合い、口の中で一体感を生み出します。
口に入れた瞬間にふわっと広がるオリーブ油の風味もたまりませんよ。
お次は野菜のコンソメスープ。
シンプルな味わいですが、豚肉の茹で汁をスープにしているので、旨みとコクがたっぷりと溶け出しています。これは最高のSDGs。
ホクホクのミックスビーンズとじゃがいも、トロトロで甘いたまねぎがたっぷりと入っていて、満足感も抜群でしたよ。
オリジナルアレンジ!トマトだれでチキンステーキを頬張る
トマトだれは他の料理にも使えそうだと思い立ち、アレンジに挑戦!
チキンステーキ!
チキンの味付けは塩こしょうのみで、皮目をパリッとソテー。そこにトマトだれをかけると、見た目も味も一気に華やかに仕上がりました。
煮込んだトマトソースよりもさっぱりと食べられて、レモンの酸味がチキンの旨味を引き立てます。特別な日の食卓にもぴったりなので、ぜひお試しください。
手軽なだけでなく絶品の2品をぜひお試しあれ!
サラダとスープのスピードレシピは、忙しい日の献立におすすめ。
もちろん味も格別なので「時短したいけれど、味に妥協はしたくない!」というときに、ぜひ挑戦してみてくださいね。