実はカットわかめは炒め物にぴったり!?
わかめは加熱しても水けが出にくいので、実は炒め物に最適な食材なんだそう。言われてみるとそんな気もしますが、私にとっては未知の世界。
今回は、NHK『きょうの料理』で料理研究家・和田明日香さんが作っていた「豚わかめチャンプルー」に挑戦し、カットわかめを炒めるとどうなるのか試してみたいと思います!
和田明日香さん「豚わかめチャンプルー」のレシピ
材料(2~3人分)
・カットわかめ(乾)…8g(戻して120g)
・キャベツ…3枚(200g)
・豚バラ肉(薄切り)…100g
・木綿豆腐…1丁(300g)
・削り節(花かつお)…ひとつかみ
・塩…適量
・こしょう…適量
・ごま油…小さじ1
【A】
・しょうゆ…小さじ2
・みりん…小さじ2
・顆粒チキンスープの素(中華風)…小さじ2
今回はキャベツが200gになるように5枚使用しました。
作り方①カットわかめを戻し、絞る
カットわかめを水につけて戻します。
水けを絞ります。
この際に、キッチンペーパーなどでしっかりと水けをとっておくことが、仕上がりをべちゃっとさせずに美味しく仕上げるポイントだと思いました。
作り方②キャベツと豚肉をカットする
キャベツと豚肉を、ひとくちサイズに切ります。
作り方③豆腐は水けをとり、【A】は混ぜ合わせておく
豆腐はキッチンペーパーなどで包み、水けをとります。
これだけの水切りで大丈夫なのかな〜?と心配になりましたが、とりあえずこのまま作っていきます。
【A】の調味料を全て混ぜ合わせます。
作り方④豚肉と豆腐を炒める
フライパンに豚肉を入れ、中火にかけます。
豆腐をざっくりと手でちぎりながら加えます。
ここで、塩とこしょうを各少々加えましょう。
豚肉から脂が出て、豆腐に焼き色がつくまで炒めます。
水切りに不安のあった豆腐も、ここでちゃんと水分をとばすことができたようです。
作り方⑤カットわかめとキャベツを加えて炒め、味付けする
カットわかめとキャベツを加えて混ぜます。
【A】を混ぜ合わせたものを加えて、再び全体を混ぜ合わせ味をなじませます。
最後にごま油を回しかけます。
器に盛り、削り節をのせたら完成です。
カットわかめの炒め物のできばえは……!?
こちらが完成した「豚わかめチャンプルー」。けっこうボリューミーなおかずになりました!
すんごく美味しそうな香りが漂っています。そんな香りにつられてやって来た小5息子が味見をしたいと言ってきたので食べさせてみました。すると、想像していたものとは違う反応が……。
「うわ!豆腐がウマい!!」
え?カットわかめはスルーなの?と思っていたところに……
「なんこれ、わかめがいっぱい入っとるやん!」
とのツッコミが入りました。
まさか、炒め物にわかめが入っているとは想像していなかったよう。
私も食べて納得。カットわかめの旨みが炒め物全体に広がっているのです。なので、豆腐もいつもより美味しく感じたのだと思いました。
キャベツとカットわかめは後から加えたので、短時間の加熱で「シャキシャキ」と「キュッキュッ」とした食感を残すことができ、完成度の高い炒め物になったようです。
カットわかめは炒めて大正解!
カットわかめを初めて炒めてみましたが、確かに水けが出にくいので加熱しやすく、失敗がなさそうな印象です。
そして、カットわかめの旨みは調味料のような役割までしてくれます。削り節との相性もばっちりで、激ウマ〜〜〜!!
これは、はっきり言って試してみる価値ありですね。
まだカットわかめを和え物や汁物にしか使っていないという方は、ぜひ炒め物にも大活躍させてみてくださいね♪