電車内でギャルがベビーカーの目の前に→移動しようとした瞬間…!?
生後6カ月の子どもをベビーカーに乗せて電車に乗ったときのことです。ギャル風の女の子が立っている前にベビーカーがあったので邪魔で申し訳ないと思い、場所を移動して立とうかなと持ち物を整理していました。すると、女の子のうちのひとりが「ちょっ…ベビーカーさぁ」と言うので、どうしようかと思ったら……。
その後に「見て!」「えっ、赤ちゃん超かわいい」と言ってくれたんです。「わー笑ってる!やばー!」と2人でキャッキャッと楽しそうに会話をしていて、すごくホッとした記憶があります。子連れベビーカーを見てムスっとする人も多い中で、ギャルの女の子2人の笑顔がとても救いになりました。降りるときも「バイバーイ」と手を振ってくれて息子も手を振り返し、とても温かい時間でした。
ギャルって赤ちゃんなんて好きじゃないよね……と変な偏見があったことを反省。彼女たちも大きくなったらママになるのかな!?なんて想像もしてしまいました。2人ともとても優しかったです。
著者:山岸たえ/40代 女性・フリーランス。 ひとり息子の母。最近はタイ料理を作るのにハマり中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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小さな子どもを連れて電車に乗るのは、なにかと気が張りますが、やさしい人に出会うとホッとしますよね。何か言われてしまうかも……とマイナスな気持ちも芽生えていたところで、子どもを可愛がってくれる声がけはママも嬉しかったことでしょう。
続いてのお話は、子ども2人を連れて電車での帰省した時のエピソードです。配慮して乗っているにも関わらず、年配女性から放たれた言葉とは……!?
年配女性の一言に消沈……それを見ていた女性のまさかの対応とは!?
3歳の息子と1歳の娘を連れて電車に乗って、実家に帰省したときのことです。着替えなどの荷物が多かったので、私は大きいリュックを背負い、抱っこひもで1歳の子を前に抱え、ベビーカーには3歳の子を乗せての大移動でした。夫は仕事のため、あとから実家で合流予定。ひとりでの子連れ帰省に不安もありましたが、電車内で静かに遊べるおもちゃやおやつもしっかり準備して頑張ることにしたのです。
いつも電車に乗るときには必ず優先席等のある車両を選ぶようにしています。その日も、ベビーカースペースのある車両をあらかじめ確認して乗り込んだのですが、若いカップルが優先スペースに占領していたので、利用を諦めることに。しかたがないので、できるだけベビーカーが邪魔にならないよう気づかいながら、つり革を持って立っているしかありませんでした。
すると、近くの座席に座っていた年配の女性が「えらい迷惑やね、こんな混んでいるとき……」と、明らかに私に向かって聞こえるように言うのです。その言葉に落ち込んでいると、近くに座っている別の女性が立ちあがり、「よかったらここに座って」と席をゆずろうとしてくれました。しかし先ほどの年配の女性の言葉が胸に刺さっていた私は、図々しいと思われるのではないかと不安になり、「いえ、立ったままで大丈夫です……」と断ることに。すると女性は「何言ってるの! 混んでいるときこそ、協力しなきゃね!」とニッコリ。申し訳ない気持ちもあったのですが、女性にお礼を言って、座らせていただくことにしました。親切にしてくださったおかげで、穏やかではなかった私の心もほぐれて、とてもありがたかったです。
子連れに肯定的な人ばかりではない社会ですが、少しの親切で救われることもあるのだと感じます。子連れに限らず、社会にはいろんな事情を持つ人がいると想像力をはたらかせて、思いやりの心を持っていたいと改めて思った出来事です。
著者:川中あいこ/40代・ライター。マイペースな3歳の息子と、おてんばな1歳の娘を育てるママ。夫は帰宅時間が遅く平日ほぼワンオペ。転勤族で、日本中のおいしい物を食べたいと思っている。老後はどこに住むか想像するのが好き。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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小さな子どもを連れての電車移動は荷物も多くて想像以上に大変ですよね。ベビーカーでの移動も加わるとママはもう疲労困憊。そんな時の周りからの言葉は余計に気になってしまうものです。最後に出会った女性の親切な言葉に、なんだか温かい気持ちになりました。そういう言葉掛けを心がげたいですね。
最後のお話は、電車内で子どもが発した一言が思わぬハプニングに……!?同じような経験をしたことがあるママも多いのでは!?
「見て見て!」と連呼する息子→予期せぬ展開で頭が真っ白に!?
息子が3歳、娘が1歳くらいのとき。電車で学生時代の友人宅へ遊びに行きました。
大人しく電車の座席に座っていると思ったら、急に「ママ、見て見て!」と言ってきた息子。そして、「ママ、あの人のズボン破れているよ」と話しかけてきました。そのズボンを履いていた男性というのが少し強面で……。
3歳なので声のボリューム調整ができず、確実にズボンの男性に聞こえている声量でした。しかし、破れているけれどもそれはダメージジーンズだから。息子に説明したところで伝わるはずもないので、「そういうズボンやねん」と返すのが精一杯でした。男性が息子の方を見て、チラッと笑ってくれたのが救いでしたが……。純粋な息子の言葉に恥ずかしいやら、ズボンの男性に申し訳ないやら。その後は下を向きつつ、電車を降りました。
後から、「破れているように見える模様のズボンがあってね、だから見ても大きな声で言わないでね」と注意しましたが、よくわかっていないような感じでした。その後は公共の場での言動について気をつけています。
著者:宗方栞/14歳、11歳の兄妹を育てる母。趣味は海外ドラマや映画を観ること。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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思わずクスッと笑ってしまうような微笑ましいエピソードでしたね。子どもは悪気なく、気づいたことをすぐに報告してくれますよね。親としてはヒヤッとすることもありますが、そんな今だけの子どもらしい発言を楽しむことも大切ですね。
今回は、子どもを連れて電車に乗っているときに起こったエピソードをご紹介しました。子連れでのお出かけは、子どもがぐずらないように、飽きないようにとママも工夫を重ねていますが、それでも予期しないトラブルやハプニングが起こることはよくあります。周囲の人々も優しく手を差し伸べてくれる、そんな温かい社会がもっと広がるといいですね。