声をかけてくれた先輩
仕事が立て込んでいた日のことです。私は生理痛がひどく、仕事中も顔色が悪かったのだと思います。いつもはクールで厳しい女性の先輩が、「大丈夫? 体調が悪そうだけど……」と声をかけてくれました。
私は「生理痛なだけなので、大丈夫です! 心配してくださりありがとうございます」と、感謝を伝えつつ気丈に振舞いました。
先輩が手に持っていたものは?
しかし5分後、なんと先輩は温かいハーブティーとカイロを持って登場。「え〜!!」と驚く私に、「無理しないでね」「つらかったら、つらいって言っていいんだよ」と伝えてくれ、涙がこぼれそうになりました。
あとから聞くと、先輩も生理痛に悩んでいた時期があり、同じ苦しみを知っているからこそ、そっと寄り添ってくれたのだそうです。
私は普段、あまり弱音を吐かないタイプでした。しかし、この出来事がきっかけで、「つらいときは無理をせず、人に甘えてみよう」と思ったのでした。
著者:丸太小屋/20代女性・会社員。転職活動も上手くいかず、現状から抜け出せないままの自分が嫌で奮闘中。
作画:まっふ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
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