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「甘ったれるな!」節約料理にキレる夫→どれだけ頑張っても足りない生活費…心が麻痺した私は… #夫を捨てます 11

「私、夫を捨てます。」第11話。デザイン事務所に勤めているみゆきさんは、1歳の息子・れんとくんと、夫・シュンさんとの3人家族。夫から育児や家事について罵倒される生活から脱却したいみゆきさんは、育休から復帰するために、保活に励みますが、努力もむなしく認可保育園の選考に落選……。

それでも、仕事を諦めたくないみゆきさんは、認可外保育園への入園を夫に相談しますが、夫は提案を却下するだけでなく、みゆきさんの仕事や育児、家事のすべてを否定。結局みゆきさんは職場に退職を申し出て、夫に怯えながら暮らすようになります。

そんな中、夫にカードや通帳、現金など全財産を取り上げられ、家事のクオリティ次第で給料を出すと言われます。十分な生活費をもらえず、自由に使えるお金がないみゆきさんはママ友とランチすることもできず……。

 

エスカレートしていく夫の主張…

夫は毎日、家事のクオリティをチェックして、私にお金を渡します。息子のためにも、私はがむしゃらに家事をするしかありませんでした。

 

私、夫を捨てます。/くまお

 

私、夫を捨てます。/くまお

 

私、夫を捨てます。/くまお

 

 

 

私、夫を捨てます。/くまお

 

みゆきさんがどれだけ家事に励んでも、シュンさんからは十分なお金を家庭に入れてもらえません。

 

お金が足りないことをシュンさんに伝えると、「足りないのは金じゃない! お前の努力だ!」と返されてしまいます。

 

夕食のメニューを質素にすることはできないため、みゆきさんは自分のごはんを減らそうと考えるのでした。

 

 

夫からの罵倒に疲れ切り、自分が身を削ればいいと考えるみゆきさんの姿に、胸が痛くなります。人に迷惑をかけてはいけないという思いが強い人ほど、「自分さえ我慢すればいい」と不満を抱え込んでしまうのではないでしょうか。感情を抑え込む状況が続くと、取り返しのつかない精神的ダメージを負ってしまうこともあります。今のみゆきさんには、自分の心と向き合うきっかけができると良いかもしれませんね。

 

すべてをひとりで抱え込もうとするのではなく、つらいときは遠慮せずに周囲に助けを求めましょう。頼れる人が思い当たらない場合は、専門機関に相談してみてください。誰かに相談することで気持ちが整理され、解決の糸口が見つかるかもしれません。相談窓口をいくつかご紹介します。

 

※よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)
ガイダンスで専門的な対応も選べます(外国語含む)
0120-279-338 つなぐ ささえる(フリーダイヤル・無料)
岩手県・宮城県・福島県から 0120-279-226 つなぐ つつむ(フリーダイヤル・無料)

 

※こころの健康相談統一ダイヤル
電話をかけた所在地の都道府県・政令指定都市が実施している「こころの健康電話相談」等の公的な相談機関に接続します。
0570-064-556 ※相談対応の曜日・時間は都道府県によって異なります。

 

※DV相談ナビ
全国共通の電話番号(#8008)に電話をすると、お近くの都道府県配偶者暴力相談支援センターにつながります。
#8008(はれれば)※相談対応の曜日・時間は都道府県によって異なります。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターくまお

    はじめまして。くまおと言います。奥さん、長女(2018年生まれ)、次女(2020年生まれ)の4人家族で暮らしています。

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