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私の父が他界すると夫「義父は他人だから葬儀は欠席で!」⇒その後、集まった香典の金額を聞いてきて…!

実家でひとり暮らしをしている父の病状が、あまり思わしくありません。自宅から距離があるため、しばらく実家に滞在して父の世話をしようと考えています。

しかし、夫はそれに大反対。家事なんてしたくないと、子どものようなことを言ってきます。こういうときこそ、家族なら協力するのが当たり前だと思うのですが……。

最終的には、夫にお小遣いを多めに渡すことで了承してくれました。ですが、ギャンブル好きの夫に大金を渡すことになるため、とても気がかりです。じつは以前、夫は私に隠れて借金を作ったことがあり……。当時は義両親が返済を手伝ってくれたおかげで難を逃れましたが、今はもう、年金暮らしの義父母に頼るわけにはいきません。私は夫にきつく言って聞かせました。

 

それから数カ月後、父が他界。葬儀の準備に人手が足りず、夫に手伝いを頼むことにしました。

 

葬儀に出席しない!?ありえない言動に驚愕

しかし、夫の返事はノー。せめて喪服など必要なものだけでも届けてほしいとお願いしましたが、自分で取りに来いと言われました。私がいない間、掃除をまったくしていないようで、家の中はとんでもない状態になっているようです。荷物を取りに来るついでに、片付けや掃除もしておけと言われ、あ然としてしまいました。

 

しかも、またお小遣いをくれと言い出し……。私が不在の数カ月間、お小遣いを要求する回数も金額も日に日に増えていますが、さらに要求してくるとは。

 

そして、さすがに葬儀には出てくれると思っていましたが……。
「葬儀は欠席するからよろしく」
「義父は俺にとって他人だからな」

どうやら同僚と飲みに行く予定があるようです。義父の葬儀より飲み会を優先する夫。彼のありえない発言に、私は言葉を失いました。

 

さらに私を驚かせたのは、夫のいやしい性格です。
「で、香典はいくらになった?」
「は?」

葬儀にも出ないくせに、そんなことを言うなんて……。そもそも、父が亡くなったばかりというのに、不謹慎にもほどがあります。父は会社役員まで務めた人なので、香典も多いだろう――夫は、そんなふうに考えているようです。そして、余ったお金で海外旅行をしようと浮かれています。

 

「しばらく苦労してきたんだから、少しくらい使ってもバチは当たらないだろ」と言う夫。しかし、彼は何もしていません。むしろ、自分の好きなことにお金を使い、散財していたのでは?本当に呆れます。そこで……。

 

 

夫の要望通り、部屋を片付けたところ…!?

ある日、夫は帰宅して仰天したようです。慌てて私に連絡してきましたが、何のことはありません。ご要望どおり、部屋を片付けてあげただけのこと。私物はすべて運び出しました。「まさか離婚するつもりじゃないよな?」――その“まさか”です!

 

夫は「不倫もしていないのに、どうして?」と言ってきましたが、父の葬儀を欠席するという家族としてあり得ない行為をされたことで、自分の大切な家族を侮辱されたような気持ちに。それは不倫とはまた違う、心の底からの軽蔑につながりました。さらに、香典をあてにした無神経な発言の数々……。夫がどれだけ自分勝手で思いやりに欠ける人間か、よくわかりました。そんな人と結婚生活を続けるなんて絶対に無理です。

 

夫は「別れたくない」とすがってきましたが、彼にとって必要なのは私ではなく、私のお金。実は、夫よりも私のほうが高収入なのです。なかなか離婚に応じようとしないので、何かあるのではと思っていましたが、案の定、夫には多額の借金がありました。あれほど注意したのに、前回よりも多い金額を借りていたのです。

 

借金をしても、誰かが尻拭いをしてくれる――夫は過去の経験から、そう思い込んでいるのでしょう。ですが、それももう終わりです。今回は、自分の力で返済してください。私は離婚を決意しましたし、義父母も呆れ果てています。これから先、夫を助けてくれる人はもういないのです。

 

もう家族にも頼れない!?夫の末路は…

離婚の意思を固めた私は、挨拶も兼ねて義実家を訪れました。借金の件を含め、これまでの経緯を義父母に話したところ、夫は勘当されることになりました。離婚にも賛成してくれたうえ、私に謝罪までしてくれた義父母。その姿を見て、少し寂しい気持ちになりました。

 

誰からも援助してもらえないと悟り、半ばパニックになった夫。ですが、離婚は無事に成立させることができました。その後、夫が何をしているか……知るよしもありません。私は休職していた仕事に復帰。新たな人生の一歩を踏み出そうと思っています。

 

◇ ◇ ◇

 

“家族だから”と何もかも許していると、自分が壊れてしまいますよね。夫には、これまでの言動をしっかり反省してほしいですね。

 

【取材時期:2025年3月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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