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義父の死後、義兄嫁「お義母さんは次男嫁のあんたが面倒見なさいよ」黙ってお望み通りにした結果

次男嫁の私は、義父が亡くなるまで義実家に通い、介護のお手伝いをしていました。ところが義父の逝去後、これまで音沙汰もなかった義兄夫婦が乗り込んできて、義実家を乗っ取り、義母を追い出してしまったのです。さらに私は、義姉から「義母の世話をしろ」と押しつけられて……。

 

義実家の乗っ取り?

義父のお葬式が終わってからしばらくしたときのこと。突然、義母から私に連絡がありました。

 

「ごめんなさいね、急に……。実は、お葬式が終わってすぐ家に長男夫婦が来て、そのまま住み着いちゃって。私は1人暮らしをするつもりだったのに、同居するって言い始めたのよ」

 

これには私もびっくり。なぜなら義兄夫婦は、義父が要介護になっても顔も見せず、連絡すらしてこなかったのです。実質、次男の夫と嫁の私が義父をみとり、義母を支えていたのですが……。

 

「厚かましいったらない。次男夫婦はこんなに助けてくれたのに」と義母も困惑している様子。

 

義兄夫婦は、同居を始めるなり家の中をあさりまくっているとのこと。歓迎できない状況に、「何かあったら私たちがいます。いつでもこちらに逃げてきてくださいね」と言うと、「ありがとう。でも大丈夫、念のため最悪の事態を想定して準備していたから」と義母。何か考えがあるようでした。

 

その翌朝!

そんな会話をした、まさに翌朝。いきなり義姉からメッセージが入ったのです!

 

「義実家はもらったわ♡」

 

「お義母さんも追い出したから」

 

「次男嫁のあんたの家で面倒見なさいよ」

 

「わかりました」

 

あぜんとした私が返信できないでいると、スマホが立て続けにピコンピコン。「うちは長男夫婦なんだから、家を継ぐのは普通でしょ?」「お義母さんは用済みだから追い出したわ、今ごろあんたの家に向かっているでしょ」

 

絶句した私は、義姉に短く返信しました。

 

「お義母さんはこちらに任せてください」

 

 

10カ月後…

こうして、義母がわが家に身を寄せてから10カ月後が経過。連絡の途絶えていた義姉から電話がかかってきました。

 

「聞いたわよ~? あんた妊娠したんだって? 長男嫁の私より先に妊娠するなんて、生意気! ただあんたたちって、賃貸マンション暮らしよね? 大人3人でも狭いのに、これからもっと狭くなるわね~」

 

私は軽やかな声で答えました。「ご心配なく。今、庭付き3階建てのマイホームを建設中ですから。お義母さんが出資してくれました」

 

「はぁ? どこにそんな金が? 家探ししたけど、隠し財産なんてなかった。遺産も全部長男にゆずらせたはずよ!」と叫ぶ義姉を制して、私は説明をしてあげました。

 

義母が、2人の言動から目的を見抜いて、他に財産を確保し、義父の財産と家屋を明け渡すことでカモフラージュしていた、ということを。

 

こうして義兄夫婦には、古くてメンテナンスに高額の費用がかかる古い家をゆずり、私たちは新築のステキな二世帯住宅を建ててくれたというわけです。

 

その後……。もくろみが外れた義姉は悔しさで歯ぎしり。義兄は怒りを義姉に向けているようで、毎日喧嘩ばかりだとか。一方の私たちは、子どもも生まれて三世代でにぎやかな毎日を送っています。

 

--------------

周囲の見越した通り、やはり家狙いだった義兄夫婦。隠し財産をしっかり確保していた義母に拍手ですね。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

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