翔蒼(主なよみ:とあ)
「翔」は「空高く飛ぶ」「自由に羽ばたく」という意味があり、男の子の名付けで人気の漢字。「蒼」は深い青や自然を連想させます。
「翔蒼(とあ)」には、「自由な発想でのびのびと生きてほしい」「澄んだ心で、夢へと羽ばたいてほしい」という願いが込められているようです。「とあ」というよみは響きがやわらかく、洗練された印象があります。
稟凰(主なよみ:りお)
「稟」は「うけたまわる」「天から授かる」といった意味を持ち、品格を感じさせる漢字。「凰」は「鳳凰(ほうおう)」の一部で、優美で高貴なイメージを持ちます。
「稟凰(りお)」は、どちらも古典的な美しさと由緒ある意味をもつ漢字で構成されており、「気品と強さを兼ね備えた人に育ってほしい」という深い願いが込められていると考えられます。「りお」というよみは、女の子の名付けで人気です。
琉雅(主なよみ:るあ)
「琉」は「瑠璃」から来ており、宝石のような美しさや澄んだ青を表す漢字。「雅」は「上品」「みやび」といった意味を持ち、洗練された印象を与えます。
「琉雅(るあ)」という名は、「品格のある人になってほしい」という願いが込められた名前です。女の子の名付けでも用いられるよみで、ジェンダーレスな印象を与えます。
来羽(主なよみ:くれは)
「来」は未来を表し、「羽」は自由、軽やかさ、飛翔を意味します。「来羽(くれは)」は、「未来に向かって自由に羽ばたいてほしい」という前向きな思いを感じさせる名前です。「くれは」というよみは、中性的で個性的な印象を与えます。
陽天(主なよみ:ひだか)
「陽」はあたたかさや明るさ、前向きなエネルギーを連想させる漢字。「天」は「広がる空」「大きな存在」など、スケールの大きさを感じる漢字です。
「陽天(ひだか)」は、「太陽のようなあたたかさと、広い心を持った人に育ってほしい」という思いが感じられます。「ひだか」というよみは自然や日本各地の地名を連想させることから、日本的で落ち着きのある響きを持ちます。
緋彩(主なよみ:ひいろ)
「緋」は深く鮮やかな赤を意味する漢字で、「彩」は色彩や多彩な才能を象徴する漢字です。「緋彩(ひいろ)」という名前からは、「個性豊かに、情熱を持った人」という印象を受けます。
「ひいろ」という響きは和の美しさを感じさせ、唯一無二の印象に。女の子の名付けでも人気のよみです。また、英雄や勇士を意味する「ヒーロー」と似た音を持ち、子どもの活躍を願う親御さんの思いが感じられます。
緒李(主なよみ:いおり)
「緒」は「つながり」や「はじまり」の象徴とされる漢字。「李」は「すもも」を意味し、古くから名前に用いられてきた伝統ある文字です。
「緒李(いおり)」は、「人との縁を大切にしながら、自分らしい道を歩んでほしい」という思いを感じる名前です。「いおり」というよみは古風で上品な響きがあり、女の子にも多く名付けられています。
◆男の子に名付けられていた「レアネーム」では、女の子の名前にも使われるような、やわらかい響きのよみが多く見られました。「個性を大切にしてほしい」「人と違った魅力をもって生きてほしい」という親御さんの思いが感じられますね。今後名付けを考える方のヒントになれば幸いです。
ベビーモデル:@rana__0923さん(べビカレメイト)
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2025年3月1日(土)〜2025年3月25日(火)
回答件数:3,921件(男の子)