【お茶づけ×パスタ】意外すぎる組み合わせに興味深々!
お茶づけ海苔やふりかけ、味噌汁を製造・販売する食品メーカー『永谷園』の公式サイトには、いろいろなアレンジレシピが載っています。
看板商品「お茶づけ海苔」を使ったレシピだけでも、なんと140種類!リゾットやチャーハン、コロッケにナムルなど、レパートリーの多さにびっくりです。
今回作るのは、その中から選んだ「豆乳パスタ」。お茶づけ海苔を豆乳と合わせて和風スープパスタにアレンジした一品です。
材料も工程も少ないので、時間がない時でもパパっと作れそう。
一見合わなさそうな組み合わせにちょっとドキドキですが、さっそく作っていきましょう!
永谷園公式「豆乳パスタ」のレシピ
材料(1人分)
・お茶づけ海苔…1小袋
・パスタ…100g
・豆乳…200cc
・ほうれん草…1と1/2株
・しめじ…1/2パック
・バター…適量
・塩…適量
作り方①パスタを袋の表示通り茹でる
沸騰したお湯に塩とパスタを入れて茹でます。この料理は塩気がお茶づけ海苔だけなので、茹でるときに下味をつけた方が良さそう。
1リットルに対して小さじ2の塩を入れてみたところ、ちょうど良い味に仕上がりました。
作り方②具材を炒める
フライパンにバターを入れてしめじとほうれん草を炒め、豆乳を加えて温めましょう。
私は先にしめじとほうれん草の茎の部分を炒めて、あとから葉を入れてサッと炒めました。
豆乳は沸騰させると分離したり膜が張ったりするので、フツフツしてきたら火を弱めて、沸騰させないのがポイント。
作り方③パスタを加えて煮る
茹で上がったパスタを②のフライパンに加え、一煮立ちさせます。
お皿に盛り、お茶づけ海苔を振りかけたら完成!
スープがたっぷりなので、深めのお皿を用意するのがおすすめです。
お茶の風味が立つ和風パスタ
盛り付けまでは、オーソドックスなきのことほうれん草の豆乳パスタ。最後にお茶づけ海苔を振りかけるときは、ちょっと躊躇しました。
意を決して一口。もし好みじゃなかったらどうしようか……と恐る恐る口に運んでみると、まろやかで優しい豆乳の風味が広がります。
もっとお茶が主張してくるのかと思いきや、意外と控えめ。
お茶づけ海苔に使われている昆布のおかげでしょうか。
出汁のような旨みがやってきて、最後の最後に「あ、確かに緑茶だ」と気づかせてくれる香りがチラッと顔をのぞかせます。
なんで豆乳を使うんだろう、牛乳じゃダメなのかな?と思ったのですが、食べてみて理由がわかりました。
豆乳の方が味があっさりしているので、お茶の風味と喧嘩しないんです。
普段使わない材料が出てくると、つい家にあるもので代用したくなりますが、レシピ通りに作って大正解!
バターのコクがほどよく効いていて、和風クリームパスタのようです。
それでいて、サラッとあっさりした味わいで、するするお腹に入っていきます。
ほうれん草の甘みとしめじのプリプリ食感、ところどころにやってくるあられのカリカリと、具材のバランスも完璧。
豆乳とお茶づけ海苔という意外すぎる組み合わせが、見事にまとまっていました。
今回8袋入りを買ったのですが、あと4回はこのパスタを作ることになりそうです。
お茶づけの新しい楽しみ方!
お茶づけ海苔はご飯にかけるだけだと思ったら大間違い!ちょっとした“和風の旨み調味料”としても大活躍です。
パスタのレパートリーに悩んでいる方、お茶づけ海苔を余らせている方は、ぜひ試してみてくださいね。