帽子でついた髪のクセを簡単に直す方法3選
2023年6月26日に放送されたNHK『あさイチ』の中で、生駒奈美さんが紹介していた「帽子でついた髪のクセが5秒で直る!美容師やモデルも使うテクニック 」をご紹介します。
具体的には「わさわさリセット」「分け目を1cmずらす」「水でぬらして撫でつける」の3つ。
実際に、外出先でキャップをかぶって過ごしてから試していきます。
ちなみに、私はやわらかい髪質で量が少なく全体的にペタッとしやすいタイプです。
①帽子を外した瞬間に実行「わさわさリセット」
まずは、たった5秒で手だけでリセットする方法。雑誌の撮影で美容師さんとモデルさんがよくやる技とのことで、期待大!
帽子を脱いだら、すぐに頭を下げます。 ここではヘアスタイルのことは気にせず、思い切り髪の毛をわさわさと5秒間かき混ぜましょう。
ライオンの真似をするように手を広げて指を曲げ、ガオーッの形で髪と地肌をゴシゴシ。傷つかないように指の腹で行ってくださいね。
頭をあげて整えたら、クセが直ってしまうんです。
ポイントは、帽子を脱いだらすぐにやること。
髪の毛は水分があると形が変わりやすく、乾くとその形で固まってしまう性質があります。
帽子の中では頭皮が汗をかいているので、湿って曲がった髪の毛が乾く前にリセットしましょう。
わさわさしてみると、だいぶよくなりました。完璧とは言えませんが、ペタッと感が減ったのはうれしいです。
帽子で蒸れていた熱気も取れて、すっきりした気分になりました。
②わさわさで直らないトップのボリュームは分け目に注目
トップがぺちゃんこになったままの時は、分け目の1cm横にコームや小指を差し込んで、反対側に流しましょう。
移動させたところのおかげで、ふんわりとした印象に復活するはずです。
私の場合は全体的にボリュームが少ないため、反対にしたところだけが浮いたような印象に……。
いつも同じところで分けているため、徐々に戻ってきてしまい、維持が難しかったです。
③前髪は思い切ってぬらしてみる
最後は、パカッと割れてしまったり、おかしなクセがついたりしがちな前髪の対策。
前髪の根元に水をつけます。クセとは逆の方向に手で抑えて10秒ほど待ち、手を離して整えましょう。
水をつけるのは、スプレーボトルなどがあればやりやすいですが、外出先であれば手でもOK。
やってみると根本のクセはやわらぎましたが、ペタッとした印象に拍車がかかってしまったので、髪の毛が多い方やコシのある方におすすめです。
おでこがビチョビチョになるので、ティッシュやタオルで抑えてくださいね。
番組内では「そもそも前髪をしまわずにかぶる」こともおすすめされていました。
一度、パカッと割れた状態でクセがついてしまうと直りづらいので、ヘアスタイルによってはそもそもの帽子のかぶり方を工夫しましょう。
クセを恐れず帽子をかぶって外出しよう
わさわさリセットは手軽さの割に効果がありました。誰でも手軽にできるので試してみる価値あり。
「分け目を1cmずらす」「水でぬらして撫でつける」なども、効果的な髪質やシチュエーションがありそうだなと感じました。
これから暖かくなるので、帽子をかぶる際にはぜひ試してみてください。