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「ぎゃああ!何これ!?」昼寝から目覚めてすぐに飛び込んできた衝撃の光景に…大絶叫

これは、私が小学5年生の際に迎えた初潮のときのエピソードです。思いもよらないことが起きてしまい、とても恥ずかしく一生忘れられない出来事になりました。

仕事中の事故で腰を悪くした父

当時、私の家はとても貧乏でした。母が自営するスナックの裏にある、小さな部屋に家族3人で暮らしており、祖父だと勘違いされるほど年老いて見える父は仕事中の事故で腰を悪くしていました。

 

父はある日、「腰にいい」と言われていた厚さ15cmほどの健康マットを購入。本当に効果があるのか半信半疑でしたが、家族3人でその健康マットに寝転んでみると、今までの布団とは比べ物にならないほど気持ちがよく驚きました。

 

子どもの私でも違いがわかるほどの寝心地の良さで、父も腰がラクだと喜んでいます。そのマットが気に入った私は、翌日も学校から帰ってきてすぐにマットに寝転がりました。そしてそのまま寝落ちしてしまったのです。

 

目覚めるとあたりが血まみれに?!

どのくらい時間が経ったかわかりませんが、異変を感じて私はハッと目覚めました。そして、体を起こすと健康マットの上が血の海になっているではありませんか。けれども、背中から下半身まで血だらけになっているのにもかかわらず、なぜだか痛みはありません。

 

まるでサスペンスドラマのような状況に怖くなった私は、思わず「ぎゃあー!」と叫んでしまいました。私の叫び声を聞いた母が急いでやってきて、この惨状に一瞬驚いていましたが、すぐに服を脱がされ体を確認し、「あんた、初潮がきたんだよ」と教えてくれました。

 

今となっては笑い話ですが、まさかあんなに血が出ると思っていなかったので、当時は本当に驚きました。私のようなシチュエーションで初潮を迎えた人はあまりいないようで、友だちに話すとたいていびっくりされます。

 

 

父が買った健康マットは、購入してからわずか2日で汚れてしまいました。こんな形で初潮を迎え、それからは特に生理の異常を感じたことはありません。あとから聞いた話ですが、父はこの健康マットはとても高価なもので分割払いで購入したそうです。ただでさえ貧乏だったので、より生活が苦しくなったのは言うまでもありません……。

 

 

 

著者:矢野千莉/女性・主婦
イラスト:赤身まぐろ

 

監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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