意中の女性にまたしても拒絶された夫は…?
私は、夫が嘘をついているとも知らず、順調にマタニティライフを送っていました。
「ねぇ! 今めっちゃ動いた!」
かほさんは、妊娠7カ月を迎えました。
しかし、相変わらずりょうさんは反応は薄いまま。
「赤ちゃんの名前、ちゃんと考えてくれてる?」と聞くかほさんに、りょうさんは「ごめんまだ……」と気のない返事をします。
「もうすぐ生まれるんだよ!?」
かほさんは、思わず語気を強めますが、りょうさんは「勉強とか忙しくて」とそっけなく返します。
そんなりょうさんの様子に、かほさんは「もういいよ!」とあきれます。
「私、来月から産休入るし、そのタイミングで里帰りするから」
かほさんは不満を抱えながら、不在の間の掃除やゴミ捨てをちゃんとするよう、りょうさんに釘を刺したのでした。
出産が近づいても、赤ちゃんのことや、かほさんの言葉をまるで他人事のように受け流すりょうさん。妊娠するのも出産するのも女性ですが、気持ちに寄り添って不安を乗り越えたり、赤ちゃんの成長を喜び合ったり、支え合うのが夫婦なのではないでしょうか。子育てはすでに始まっているはずですが、これではかほさんひとりで子育てをしているようなもの。かほさんにとって、無関心なりょうさんの反応が、ストレスになっていないか心配ですね。里帰りの際には、かほさんの体も心もしっかり休まることを祈るばかりです。
のむすんさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。