意中の女性とデートの約束をした夫は…
私は、夫が意中の女性と距離を縮めていることなど知りもせず、ただただ夫の遅い帰りを待っていました。
「ただいま、はいこれ」
遅い時間に帰宅したりょうさんは、かほさんの好きなプリンを手渡しました。
突然の手土産に驚くかほさんは、もっと早く帰ってきてくれたほうがうれしいのに……と内心モヤモヤ。
「今度の日曜、ベビーカーを見に一緒に行けるよね?」
そう聞くかほさんに、日曜にめいさんとデートの約束をしているりょうさんは、「日曜は授業とテストで1日ずっと学校」と嘘をつきます。
「また学校!? 里帰りまで時間ないのに!」
かほさんは、思わず不満を口にします。
「自習のためだけに学校行くのはやめてくれる?」
「協力してくれないと困る。夜も早く帰るようにして」と、今まで言えずにいた本音をりょうさんにぶつけたかほさん。
これに対し、りょうさんは「努力する……」とだけ呟くのでした。
プリンでかほさんのご機嫌取りを試みたりょうさんでしたが、どうやら失敗に終わった様子。赤ちゃんを迎える準備より、意中の相手との予定を優先させる姿からは、家族への愛情が感じられませんね。
かほさんがぶつけた本音をしっかり受け止めて、りょうさんには、きちんと現実と向き合ってほしいものです。
のむすんさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。