生理中はイライラが止まらない!
生理になると情緒不安定になる私。娘がおもちゃの片付けをしない、夫が会社にお弁当箱を忘れるなど……普段なら受け流せるささいなことにさえ、神経質になってしまいます。また、下腹部の痛みも強く、生理前と期間中は気持ちがズドーンと落ちこむことも多くなるのが私のパターンです。
さらに、私が不機嫌になって家族が戸惑っていることもわかるので、申し訳なさを感じるという「負のサイクル」をめぐることに……。私は生理中の自分の状態に悩んでいました。
目から鱗! 心をラクにした友人の言葉
そんなある日、私は友人に生理をめぐる悪循環について相談することに。すると、彼女も生理時はイライラしてしまい、家族に八つ当たりしてしまうと話してくれました。でも、そのなかで友人は「私は家族に生理宣言をしているよ! そうしたら、 家族みんなで心の準備ができるようになったよ」と教えてくれたのです。
生理を家族と共有するというアドバイスに、私は衝撃でした! また、「生理でホルモンバランスが乱れるのは、仕方がない。あんまり自分を責めることないよ」と友人は励ましの言葉をかけてくれたのです。自分が肯定されたような気がして、私は気持ちが少しラクになりました!
そうだ、家族と生理を乗り越えよう
早速私は、夫に生理時の心と体の状態を伝えました。すると夫は、生理のときを「ママのおなかがイタタの日」と命名し、いつも家事をしない夫が、娘の世話はできる限り担当し、自ら洗濯をするなど変化が見られるように! そして、そんな夫の様子を見てか、普段は私にベッタリの娘も子どもなりに理解してくれたようで、私をそっとさせてくれます。
おかげで、生理でつらい期間、私は横になって休める時間ができ、感謝の気持ちでいっぱいに。生理をひとりで抱えこまず、家族と共有することで改めて絆を感じることができました!
以前は、生理期間中のメンタルコントロールができずに落ちこんでいた私ですが、友人からのアドバイスをきっかけに、私は家族と新たな関係を築くことができました。また、周囲の人たちのやさしさに触れ、生理との付きあい方に変化をもたらすことができるように。協力的な家族、友人に心から感謝しています!
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
文:高橋みこ/女性・主婦
イラスト:すうみ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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