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「召し上がれ♡残さず食べな!」義母の手料理を食べない義姉。え…?男性陣が箸を伸ばすと義母絶叫…衝撃の結末!

私は27歳の主婦です。結婚してすぐに第1子を出産し、数カ月前に無事出産を終えました。夫・ハルキは家事も育児もよく手伝ってくれて、赤ちゃん中心の生活ながらも幸せな毎日を過ごしています。


ただ1つだけ、気がかりな存在が……。その人とは、義母のことなのです。義母は言いたい放題で、思ったことをすぐ口に出すタイプ。中でも長男の嫁・ユカコさんに対する当たりが強く、私と比較しては嫌味を言うのが常でした。

 

出産後の義母の暴言

出産を終え、病院で義母に初めて娘を見せたときのことでした。 義母は「出産お疲れさま!でも随分と時間かかったわね。何をぐずぐずしてたの?」と、いきなり嫌味炸裂。さらに、「まぁ、可愛いわね!私に似てるから美人になるわね!あなたに似なくてよかったわ~」と言い放ったのです。

 

この言葉に私は、曖昧に笑うしかありませんでした。 そして案の定、長男の嫁・ユカコさんとの比較が始まりました。義母はニヤニヤしながら「ユカコさんなんて結婚して6年も経つのに、子どもが1人もいないのよ!あなたが嫁いでくれてよかったわ~」と失礼な発言をするのです。 私はその場で何も言えず、ただ黙るしかありませんでした。

 

後日、ハルキが義母に「子どもができないのは誰のせいでもない」と注意してくれたものの、 「私は正直者だから思ったことを言ってるだけ」と開き直る義母。義母の態度は、まるで“孫を産んだら嫁ランクアップ”みたいな考え方で、モヤモヤするばかり。 義母が比較ばかりするせいで、私はユカコさんに申し訳ない気持ちを抱いていました。

 

法事と義母の料理

数カ月後、義祖父の十三回忌に呼ばれ、家族で義実家へ行くことに。 ハルキは「母さんの料理は美味しいから楽しみにしてていいよ!」と言っていましたが、私は一抹の不安を感じていました。あの義母のことだから何か起こるのではないかと不安でいっぱいな中、義実家へと向かいました。

 

親戚が集まる中、義母が料理を振る舞いはじめました。義母は笑顔で「今回はそれぞれのお皿に盛り付けてみたの。残さず食べてね~」と言いました。これまで義実家では、大皿で各自料理を取るスタイルだったのに、今回は1人分ずつ分けてありました。私は「なんでだろう?」と疑問に思いながら食事を始めました。すると料理は確かに美味しくて、皆が笑顔で食べていたのですが、ユカコさんだけは箸が進んでいませんでした。

 

様子が気になった私は「ユカコさん、具合悪いんですか?」と声をかけると、ユカコさんは「胃の調子が悪くて……」と笑顔を作って返してくれました。 でも、私には何か引っかかるものがあったのです。 食事が終わったあともその違和感は消えず、ふとユカコさんの料理が気になって仕方ありませんでした。 義母のことだから、何かまた嫌味でも言ったのかと思っていました。でも違ったのです。

義母の恐るべき計画

和やかな雰囲気で会食が終わりました。私は親戚が帰ったあと、ユカコさんの残した料理を「もったいないから」とひと口つまんでみました。すると「なにこれ!?変な酸味……鼻をつくような匂いまで!」と強烈な違和感を感じすぐに吐き出し、洗面所へ駆け込みました。

 

よく見ると、料理の一部が変色し糸を引いていたのです! 「まさか……ユカコさん、これに気づいて?」と義母の行動に恐怖を覚えた私は、こっそりその料理をラップに包み自宅へ持ち帰りました。 そして、調理の仕事をしていた兄に相談。 ラップに包んだ料理を見せると、兄の顔色が変わり「これは完全に腐ってる!見た感じ、表面が不自然にぬめってる。衛生的な環境では絶対に出ない状態だよ」と冷静な指摘が。「たまたま傷んだ」とは到底思えない状態だと言う兄の言葉に私はゾッとしました……。

 

私と兄の見解は一致していました。「誰かが意図的に料理を傷ませた可能性が高い」と。私はすぐにハルキへ報告。すると激怒したハルキが義母に再び料理を作らせる計画を立てるのでした。今度は“お義母さんの得意料理をぜひまた食べたい”という体裁を取って、義母の気分を良くさせながら仕掛けることに。ハルキは「母さん、褒められれば喜んでその気になるから」と協力的でした。

 

義母を成敗!そして奇跡の報告

後日、作戦決行! 私は「実家から大量の高級食材が届いたので、一緒に食べませんか?」と義母へ連絡しました。義母は上機嫌で引き受けてくれ、得意げに料理を振る舞ってくれました。今回も1人ずつ分けられて……。

 

そして、またユカコさんの料理だけが明らかに様子がおかしかったのです。料理に手をつけないユカコさんを見て、私は周囲に「もったいないので男性陣で食べましょう!」と提案。すると、「ダメ!!それは……それは!」と叫ぶ義母。私は「お義母さん、なんでそんな慌てて止めようとするんです?」と聞くとさらに慌てる義母。続けて私は「先日の会食でユカコさんに出した料理にも同じような細工をしたでしょう? 残り物を料理人の兄に見てもらいました。あの料理、明らかに腐っていましたよね?」 と問い詰めると、ついに義母は白状! 義母は「ちょっとしたイタズラ心だったのよ……」と言うのです。

 

その瞬間、ユカコさんが「いつまでも妊娠できない私にそこまで……」と涙を流しました。義母が自らの非を認めたことで、夫や義兄も激怒。 特に義兄は、手を震わせながら「今までどれだけ辛い思いをさせてきたんだ……!」と声を詰まらせていました。 義父もただ黙ってうつむき、深くため息をついていました。

 

その後、義兄夫婦は話し合って被害届を出すことに決め、義父とも離婚することになりました。数カ月後。 義実家に集まった私たちの前で、ユカコさんから妊娠報告♪義母がいなくなり、ようやく心から安らげたことが大きかったそうです。私は心から祝福しました。これからはママ友としても、一緒に楽しく過ごしていきたいと思っています。

 

◇ ◇ ◇

 

どんなに身近な存在でも、悪意や嫉妬に気づいたら、目をそらしてはいけないのかもしれません。たとえ家族であっても、意図的に人を傷つけるような行為は、犯罪になります。関係性に関わらず、やってはいけないことは、やってはいけないのです。自分や大切な人を守るためには、ときに勇気を持って向き合うことも必要です。

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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