「座ってて」と言う義母
夫と結婚し、義実家を訪ねるようになった私。「義実家では、何か手伝いをするものだ」と思っていました。しかし、手伝おうとするたび、義母は「座ってて」「いいのいいの」と言います。
夫はまったく手伝おうとせず、座っています。義母が夫の飲み物を取ろうとしても、夫は動きません。やがて何度も義実家を訪問するうちに、気づいたことがあります。
手伝ってわかった義母の本心
それは「義母は全部自分でやりたい人」ということでした。
私が「洗い物しますね」と手伝った際は、私の洗い方がお気に召さなかったのか、洗い直されました。その後も洗濯物をたたんだり、布団を敷いたりと手伝いを試みました。しかし、洗濯物はたたみ直され、布団も敷き直されてしまうのです。
その様子に私はショックを受けたり戸惑ったりしつつも、「義母は本当に何もしてほしくないのだろう」と感じるようになりました。家事には義母のルールがあり、義母の「座ってて」という言葉が本心だったと、私は理解したのです。
わが家流、義母との付き合い方
洗濯物も布団も洗い物も、何をやっても何度もやり直されるうえ、「座ってて」と繰り返されるため、私は自分からは何もしないことにしました。
ただし、「お箸並べてくれる?」などと何かをお願いされた際には、きちんとこなしました。今では、「義実家はせっせと手伝うもの」という固定観念を捨て、義母に何かお願いされたときだけ、私は動くようにしています。
一筋縄ではいかない義母との関係。しかし、「全部自分でやりたい」という義母のスタイルを尊重することで、私がモヤモヤすることはなくなりました。無理に手伝わず、必要な場面でサポートするようにしています。このようにしてからスッキリしただけでなく、義母との関係も良好になったと感じています。
著者:新谷けご/40代女性/2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日です。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
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