赤ちゃんは口や胃腸がまだ未発達。そのため、大人のメニューとは少し調理方法が違います。ここでは離乳食作りでよく登場する基本的な調理方法の中から、よく使う4つの調理方法を動画でご紹介します。
離乳食の基本的調理方法は、
1)すりおろす
2)すりつぶす
3)湯でのばす
4)とろみをつける
の4つです。
「すりおろす」
赤ちゃんが食べやすいようにおろし器を使って、食材を細かくする方法です。生後5~6カ月ごろは食材をすりおろして使います。食材は皮をむき、手に持ちやすいサイズに切って、おろし器ですりおろしていきます。すりおろしてから火を通すと時短になります。お湯や水と一緒に加熱してもよいです。また、火を通す代わりにレンジの加熱でも代用できます。
「すりつぶす」
食材などを、赤ちゃんが食べやすいようにすり鉢とすりこぎを使って細かくする調理方法です。刻んだりゆでたりし、やわらかくした食材をすり鉢に入れて、すりこぎを使ってすりつぶします。熱いうちにすりつぶすと手早くできます。
「湯でのばす」
細かくした食材を飲み込みやすくするために、お湯を加えて、なめらかにペースト状にする調理方法です。すりこぎでなめらかになるようにのばします。お湯は少しずつ加えるのがポイントです。
「とろみをつける」
食材に水溶き片栗粉を加え、多少の粘度がある液体にする調理方法です。離乳食の水溶き片栗粉は片栗粉大さじ1に対し、水大さじ2〜を目安にし、よく混ぜて作ります。水溶き片栗粉でとろみをつけるときは、食材を煮立たせてから加えるのがコツです。とろみをつけると、のどごしがよく食べやすくなります。水溶き片栗粉の分量は、入れる量と加熱時間で硬さを調整できます。
赤ちゃんが離乳食をベーっと出してしまったり、食が進まなかったら、湯でのばしたり、とろみをつけると食べるようになるかもしれません。赤ちゃんの様子を見ながら調整してみてくださいね。