譲ってもらった席に座ろうとしたら…
スペースが少し狭かったのでベビーカーを置くのに手間取っていると、突然、おじいさんが横から座ってきました。私が「譲っていただいた席で、今から座ろうとしていたんです」と伝えると、「なんだお前ら! どこに名前が書いてあるんだ!」と怒鳴られました。席を譲られたことを知らなかったのかもしれませんが、私は驚きのあまり思わず固まってしまい……。
私は小さな子ども2人を連れた計3人、おじいさんのほうは中学生くらいのお孫さんと2人。混雑しているとき、4人がけの席に2人で座ろうとするのはどうなんだろう……とも思いましたが、話し合っても仕方ないかなと感じていると、近くにいた別の家族が私の肩をたたき、「こちらどうぞ」と席を譲ってくれました。
おじいさんと一緒にいたお孫さんは気まずそうにしており、なんだかいたたまれない気持ちに。周りへの配慮を忘れず、節度ある行動を心がけたいと改めて思いました。
◇ ◇ ◇
公共の場では、自分の主張だけでなく他人の立場や状況にも目を向けたいもの。また、理不尽な対応に直面したときこそ、冷静かつ常識的に振る舞うことの大切さを改めて実感しますね。
著者:田中さき/30代 女性・専業主婦。2歳と3歳の子どもを育てる母。日々子育てに奮闘している。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
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