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お隣のママに監視される日々「うちのフェンスに触るな!」ずっと見てるの…?旦那さんからまさかの真相

以前、メゾネットタイプの賃貸に住んでいたころの話です。5歳の長男は年中で、お隣の戸建てには長男と同じ幼稚園に通う年長のAくん家族が住んでいました。一緒に園バスに乗って通い、子どもを見送ったあとにはAくんママとちょっとした世間話をするなど関係も良好でした。そんな関係が崩れたのは、Aくんが卒園したあとの、とある些細な出来事がきっかけです……。

 

ご近所付き合いの難しさを痛感

ある日、家の前で長男と遊ぶ際にお隣との境界にあったフェンスに長男の上着を掛けていると、家から勢いよく出てきたAくんママの姿が。すると突然、「そこはうちのフェンスです! 物を掛けないで!」と私と長男に向かって怒鳴りこんできたのです。わが家がメゾネットの賃貸契約をする際、そのフェンスがどちらの所有物なのか特に聞いていませんでしたが、どうやらAくんのおうちの所有物だったようです。その場で、知らずに使ってしまっていたことを謝罪。子どもたちにも「フェンスはAくんの家のものだから、気をつけようね」と注意をしました。しかしそれ以来、Aくんママの態度が一変。うちの子が少しでもフェンスに触ろうものなら、すぐに家の中から顔を出して「フェンスに触らないで!」ときつく注意してくるようになったのです。

 

そしてしばらくしたころ、子どもが卒園しているはずのAくんのママの姿が、なぜか幼稚園に……。離れたところで見ていると、どうやらスマホを見せながら先生に何かを訴えている様子でした。「もしかしてうちのことでは……?」と気になり、Aくんママが帰ったあとで先生に聞いてみると、予想は的中。Aくんママは、わが家が家の外に出たときの様子をスマホで撮影し、その動画を幼稚園の先生に見せて、「注意をしてくれ」と話をしていたのです。先生も「なぜ幼稚園に言ってくるのか……」と困惑気味。先生からは、幼稚園にまで注意するよう言ってこられるのであれば、Aくんママと改めて話をしたほうがいいのではとアドバイスをいただきました。

 

そこで後日、夫とともに謝罪に伺うことに。しかし、お隣を訪ねてもAくんのママは出てきません。代わりにパパが出てきて、「うちのフェンスで遊んで、けがでもしたら大変だから注意しているだけですよ」と言うのです。その後も、Aくんのママからはフェンス以外のことでも些細なことで注意されることが続き、モヤモヤ……。わが家が外にいるときには常に監視されているようで、気分がよくありませんでした。

 

その後、わが家は離れた地域に家を建て、引っ越しが決まりました。引っ越しのとき、Aくんの家にあいさつに行くと、パパが出てきて「妻は息子が小学校に入学してから悩むことがあり、精神的に不安定になっていまして。過剰な行動をしてしまっていたようです……。私も妻の異変にすぐに気がつくことができず、申し訳ありませんでした」と謝罪してくれたのです。ようやく納得はできましたが、ご近所付き合いは難しいなと痛感したのでした。

 

この経験があったため、新居を構える土地選びでは、子どもと同年代の家族が周りに住んでいない、ご近所付き合いが必要なさそうなエリアをあえて選ぶに至りました。ご近所に息子と同じ年代の子が住んでいると遊び相手になるとは思いますが、親交があるママだからこそ、関係がこじれると厄介だと感じたエピソードでした。
 

 

著者:浦井 寧々/40代・パート。夫が単身赴任中のため、中学3年生・小学5年生・年長の3人兄弟をワンオペで育てているパートママ。やんちゃ盛りの子どもに振り回される日々でも、お菓子を食べながらのコーヒータイムでリフレッシュ。

 

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)

 

 

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