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夫「専業主婦のくせに外食だと?」自分は外で遊びほうけて私には節約を強要→なめんな!専業主婦の逆襲!

生きていく上で1番大事なのは、コミュ力とコネ。そう主張する夫は、毎晩のように異業種交流会とやらに参加しています。夫の出費のせいで家計がひっ迫しているので、私は、参加者たちがどんな話をしているのか、その会がどれほど有意義なものなのか、知りたいのですが、夫は「専業主婦に仕事の話をするなんて時間の無駄だ」と見下してきて……。

夫は、外で働く自分は特別だと思っているようなのです。私には節約を強要し、自分は湯水のようにお金を使います。何年も着て、穴が開いた服を私が新調しただけで、嫌みを言ってくる夫。自分はシーズンごとに新調しているのに不公平です。

 

専業主婦だって、ラクではありません。
夫に限ってかも知れませんが、夫は家事はもちろん、手続き関係などの面倒なこともすべて、私に押しつけてきます。

 

「家事だけしていればいいなんてラクなもんだ」
夫は、私をバカにしてきますが、そもそも仕事を辞めて家に入るように頼んできたのは夫です。そこまで専業主婦をバカにするのなら、また働くと私が言うと、「お前なんてどこも雇ってくれない」「何の取り柄もないおばちゃんに何の仕事ができると言うんだ」とゲラゲラ笑いながら、さらにバカにしてきます。

 

そして、「俺と結婚できたことに感謝して、お金のことは文句を言わず、節約に励め!」と嫌みに笑いながら言ってきました。

 

私をバカにし、専業主婦を見下す夫

そこで、私はある決意をして、まずは節約の鬼になってみました。毎食もやし料理を出し、実家から送られてくる野菜を中心にした食事作りをしています。夫に言われた通り、節約に励みました。しかし、夫はそれでは物足りないらしく、勝手に外食してくるように……。それでは、節約の意味がまったくありません。

 

異業種交流会にも未だ熱心に参加していますが、一向にその成果が表れない夫。私にはただ、お金を捨てているだけにしか思えません。新しいビジネスを立ち上げようとしている人に、一緒にやらないかと誘われていると言いますが、また私をバカにしてどんなビジネスかも説明してくれません。

 

夫は私に、「バカにビジネスのことを話しても無駄だ。お前は主婦業を勉強して家のことを完璧にやれ」と言われたのです。私はあまりにも頭に来て、言い返す気にもなりませんでした。

 

外食するだけで暴言を浴びせられる私

そんな夫にバカにされながらも、節約に励む苦行のような生活を送って数カ月。

 

夫から、異業種交流会で遅くなると聞いていた日。突然、夫から連絡が入り、予定が変わり、早めに帰ってきたことを告げられました。しかし、私は外出中。夫の夕食を用意する必要がなかったので、食事を済ませてから帰宅する予定。そう伝えると夫は激怒して……。
 

「専業主婦のくせに外食だと? 勝手に無駄遣いすんな!」
「少しは俺を敬え!誰のおかげで食えてると思ってるんだ!」

私が外食するだけで、この暴言です。自分のことを棚に上げて、ここまでひどいことが言えるなんて、むしろ感心してしまいます。

 

「私のおかげだけど?」
もうさすがに我慢の限界でした。この数カ月で反撃の準備を整えた私は、思い切って言い返したのです。この数カ月間、私はお金のことについて何も文句を言ってきませんでした。それをいいことに散財が加速し、自分の収入以上に出費する夫。どれだけ私が節約に励もうと、夫の収入だけでは大赤字。家計のお金はほとんど、私が働いてカバーしていました。

 

実は、夫にどこも雇ってくれないとバカにされた日、仕事を始めて自立し、離婚を決意した私。どうせバカにされると思い、夫には話していませんでしたが、その後すぐに、在宅で仕事を始めていたのです。後から文句も言われないよう、家事も一切手を抜かず、今まで以上に懸命にこなしました。

 

それならば、なぜ大黒柱である自分に還元しないのだと怒鳴ってきた夫。「大黒柱が偉い」「俺がお前を養ってやっている」と言います。それならば、大黒柱は私で、養っているのも私です。ビジネスの勉強を始めた私は、運が良かったのか才能があったのか、今では、夫よりも稼げています。

 

始めは驚がくしていただけの夫でしたが、私がお金を持っていると知ったとたん、今度はお金をせびってきました……。

 

次回の異業種交流会は、高いお店で開催され、参加者も一流で、会費も高額。そのための自分もスーツを新調して、参加しないと恥をかくと言います。しかし、参加費用も自分で出せない夫に、行く資格があるのでしょうか。

 

異業種交流会とやらの実態が明らかに

私は夫に離婚を告げました。どうせ夫も、遅かれ早かれそうするつもりだったはずです。何しろ、不倫していましたからね。

 

仕事を始めて、夫が何を学んでいるのか気になった私は、異業種交流会の様子を探りに行きました。ある日、私は夫が隠れるように「金曜の19時、◯◯ホテルのロビーで」と密かに誰かと電話で話していたのを偶然聞いたのです。ネットで調べた限りでは、その日、その場所で行なわれる異業種交流会はヒットしませんでしたが、夫はその日の朝も「異業種交流会に参加するから遅くなる」と言って出かけました。

 

私がその夜、ホテルのロビーに行ってみると、夫は女性と落ち合って2人でフロントで受付後、腕を組んでエレベーターに乗り込んだのです。私は衝撃の光景にがく然としました。異業種交流会ではなく、ただ不倫していただけ。これだけでは不倫と断定はできませんが、私は後日、家で女性物のブランドバッグや、アクセサリーのレシートを見つけ、間違いないと確信しました。

 

ホテルで女性と2人でいるところを目撃したと伝え、レシートを出して夫を問い詰めた私。すると夫は、あっさりと不倫を認めましたが、彼女と一緒にビジネスを立ち上げようとしていたことは本当だと言いました。

 

しかし、夫が誰とビジネスをしようと私にはもう関係ありません。すぐにお金になると得意げで、近いうち離婚しようと考えていたからちょうどよかったと言います。最後の最後まで、本当に頭にくることばかり言う夫。私は「今後のことは弁護士を通して」とだけ伝え、家を出ました。

 

それから程なくして、私たちは離婚。弁護士を介して話し合った結果、夫の不倫相手は夫が既婚者であることを承知の上で関係を持っていたこともわかり、私は夫と不倫相手の両方から慰謝料を受け取れることになりました。心機一転、ひとり暮らしを始めて、より忙しくなった仕事を楽しみながら今は充実した毎日を送っています。

 

一方元夫は、不倫相手から持ちかけられていたビジネスで大失敗したそうです。ビジネスの詳しい話は知りませんが、結局そのまま不倫相手とも破局し、慰謝料とビジネスのために作った多額の借金に追われ、現在は寝る間も惜しんで働いているとか……。

 

助けてくれと一度連絡が来ましたが、きっぱり断り、元夫との縁は完全に切りました。これからは、今まで我慢してきたことを楽しんで、自分で稼いだお金を自分のために使って、自由に生きていきたいと思います。

 

◇ ◇ ◇

 

平等であるはずの夫婦関係に、どちらが上か下かなどありません。働いているほうが偉い、大黒柱が偉いというのも時代錯誤な価値観ですね。妻を見下し、節約を強要し、自分は散財、不倫まで。不倫発覚後も反省も謝罪もなく、最後の最後まで妻をバカにしていた夫。怒りに任せて感情をぶつけたくなる場面もありましたが、冷静に対処した妻はとても聡明でしたね。協力し、支え合うべき夫婦という関係で、片方だけが苦しみを背負うなんてことはあってはいけません。結婚するときに誓ったはずの、相手を思いやり、相手に誠実であるということを忘れないようにしたいものです。

 

 

【取材時期:2025年5月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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