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小3の娘「今日の夕飯もパンの耳でいいよ!」夫のせいで娘に我慢させ続けてしまった私の決断は

私の夫には浪費癖があり、毎月家計は火の車。私のパート代でギリギリ生活はできていましたが、娘にはお菓子すらも買ってあげられない状況です。さらに夫が娘の貯金にまで手を出し、投資を始めたのです。

 

苦言を呈すると…

前々から、夫の散財に困っていた私。しかし今回とあることが判明し、さすがに我慢の限界です。

 

「あなた、娘の貯金に手を出したでしょ。今までのお年玉とか、将来のためにコツコツためたお金だったのに、なんで勝手に使ったの?」

 

私が問い詰めると、夫は平然とした様子。「あ、バレた? でも倍にして返すから。俺、投資を始めたんだ。いずれ、もっと良い生活をさせてやるよ」と笑うのです。これには私もブチギレました。

 

「甘っちょろいことを……。私が今一番してほしいのは節約なのに! 今日の私たちの朝食、パンの耳だよ? あの子だって育ちざかりなのに……」

 

すると夫、なんと「これ以上文句を言うなら離婚するぞ! ほれ、署名済みの離婚届だ!」とわざわざ離婚届まで渡して脅してきたのです。私は即答してやりました。「いいよ、離婚しよう」

 

「パートしかしたことのないお前が母子家庭になんてなれるもんか。どうせ提出なんてできないだろ」

 

そんなふうに夫は高をくくっていましたが……。

 

こうして数日後

パートから正社員になるべく面接を受けた私は、帰宅途中に娘にメッセージを送信。「遅くなってごめん、今帰って夕食を作るから」と書くと、こんな返信が届きました!

 

「ママ、今日の夕飯もパンの耳でいいよ!」

 

「パパと別れたからもう大丈夫」

 

「今日はステーキにしよう!」

 

「え?」

 

飛ぶようにして家に帰った私は、荷物をまとめ、娘を連れて家を出ました。

 

「パパとはもう一緒に暮らさない。でも、これからはママともっとおいしい物を食べよう? 欲しい物もたくさん買ってあげるからね!」

 

 

判明した事実とは?

その夜……。「なんで家にいないんだ?」と夫から鬼電がありましたが、私は冷静に返しました。「離婚届を提出したから、もうその家には帰らない。最初に言いだしたのはあなただしね」

 

すると夫は、急に涙声になって懇願し始めたのです。「俺、投資でだまされたんだ。一緒に借金を返済してくれよ……」

 

もちろんそんな話は即却下です。離婚は成立していたので、私は養育費を請求。家庭裁判所へ申し立てをし、彼の給料天引きで振り込まれるようにしてもらいました。

 

こうして私と娘は生活に余裕ができ、先日数年ぶりに旅行もできました。娘にとっても、家族のことを顧みない父親などいなくても変わりない様子。私が早く離婚という決断をしなかったせいで、娘にたくさん我慢をさせてしまいました。これからはいろいろなことを経験させ、楽しい思い出をたくさん作っていきたいです!

 

--------------

娘のための貯金を勝手に使い込んだ挙句、妻にも借金返済の重荷を担がせようとした夫。これは、経済的DVにあたりますよね。第二の人生を謳歌できることを願っています。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

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