スキンシップに物足りなさを感じて…
付き合って3年、結婚して半年ほどたったころのこと。新婚生活は穏やかで、夫とは何でも気軽に話し合えると思っていました。でも、夫婦のスキンシップについてはうまく本音を伝えられず、どこか物足りなさを感じていたんです。
ある夜、思い切って「もっとドキドキしたいんだけど……」と話を切りだしてみたら、夫は「え? 十分仲が良いと思っていたよ」と驚いた様子。私も本当の気持ちを言葉にできず、気まずい雰囲気のままその日は終わってしまいました。
ドキドキだけが愛じゃない
翌日、ひとりでカフェに行って雑誌を読んでいると、「夫婦関係を深めるには相手の価値観を知ることが大事」という記事を見つけました。その瞬間、「私は自分の理想ばかりで、夫の気持ちを聞こうとしていなかったのかも」とハッとしました。
帰宅後、改めて夫に「結婚しても、ずっと恋人みたいにときめいていたいって思ってた。あなたはどう考えてる?」と率直に聞いてみたんです。すると夫は少し考え込んでから、「たしかに最近は慣れてきてドキドキは減ったかも。でも、一緒にいる安心感も悪くないと思ってた」と話してくれました。
お互いが心地良く過ごせるように工夫
夫の言葉を聞いたとき、「ドキドキだけが愛じゃないんだ」ということに気付きました。交際当初のような刺激は少なくなったけれど、その代わりに深い信頼感が育っていたんです。
それに気付いてからは、お互いが心地良く過ごせるようにちょっとした工夫をしてみることにしました。例えば、いつもと違うお店へ一緒に行ってみたり、忙しくてもなるべく会話の時間を取ったり。そうするうちに、「新しいことを楽しむ気持ち」や「相手への感謝」が自然に芽生えて、以前よりも夫婦の絆が強まった気がします。
まとめ
結婚してから、夫婦のスキンシップが思ったほど盛り上がらなくなったことに悩んだ時期がありました。でも、自分の理想だけでなく夫の考えを知ることで、新しい視点に気付きました。素直に気持ちを打ち明けたことで、「ドキドキだけが愛じゃない」と思えるようになり、より深いところでつながっていると感じられました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:成田モカ/20代女性・会社員
イラスト/やましたともこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
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